ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 10話”炎と血”

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

こんな話・あらすじ

ドロゴは助からず、デナーリスはお腹の子どもも失う。火葬の際に炎の中にドラゴンの卵を持って入って行ったデナーリスだが、焼かれずに立ち上がりドラゴンがふ化する。

キャラクターの動きや注目シーン

伝説のドラゴンの復活

今回でシーズン1が終了となりますが、意外と地味な話運びという印象でした。デナーリス周りだけは無茶苦茶派手で、転機となります。

まずデナーリスのお腹の子どもは失われました。ミリ・マズ・ドゥールにカール・ドロゴを救うように命じて、魔術によってそれをなさしめたわけですが、代償として子どもが犠牲になったということでした。デナーリス自身は無事。

これでドロゴはとりあえず生き返ったのかと思いきや、ただ単に意識はなく半死半生のような状態でいるというだけで、全く復活できません。馬に乗るどころの話ではなく、外に寝かされています。ミリに詰め寄るデナーリス。まあ当然ですね。契約不履行じゃないですか。

しかしドロゴは死んでいないのでいいじゃないかというミリ。最初からドロゴがこの状態になることを知ってやっていたのは明白です。過去に受けた恨みを忘れておらず、ここで復讐も兼ねてやっちゃったようですね。

ラカーロは今回もそこそこ出番が多くて個人的には嬉しいところです。ミリ・マズ・ドゥールの後ろに立ったのがうまいポジションでしたね。ドロゴの元から皆が立ち去るときに、ちょっとかっこいい立ち方をしています。

デナーリスは自らの手でドロゴの命の火を消し、ミリもろとも火葬にします。デナーリス本人も炎の中に入っていきますが、焼け死ぬことなく立ち上がります。なんと直前から持っていたドラゴンの卵がふ化。これは凄いことになりそうな展開です。いよいよデナーリスの天下取りとなるのでしょうか。
デナーリスがドスラクの仲間達と勢力を拡大していくストーリーかと思っていたのですが、デナーリス自身が力を身につける話なのかもしれません。

エダードの子ども達のそれぞれ

処刑されたエダードの子ども達の動向は様々です。ブランと弟のリコンはエダードが死んだ夢を見て墓地に行ったりしています。
ロブはエダードの死を知って激高。グレイトジョンらの後押しもあって「北の王」として君臨しようとします。

アリアは男の子として身分を隠し、新兵募集の一団に入り込む。そこで出会ったのがロバート王の落とし子であるジェンドリー。私は誰だったか忘れていましたが、自分で「武具屋の見習いだった」とか言っていたので、ああ、あいつかと思い出しました。

特に悲惨なのがサンサで、ジョフリーによってエダードや他のスターク家の人たちがさらし首になっているのを強制的に見させられます。
ジョフリーに挑発的なことを言って護衛にぶん殴られ、さらにジョフリーを建物から突き落として殺そうとしますがこれも失敗。恨み骨髄になってきています。そのうち何かやるでしょう。

というところでシーズン1終了です。次のシーズンも楽しみですね。

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