こんな話・あらすじ
自らに疑いがかかっているクエイルはアルドリッジやハワードに嘘をつき、クレアを乗せた車で猛スピードを出して衝突事故を起こす。
キャラクターの動きや注目シーン
ついにクエイルが吹っ切れたか
シーズン1の最終回が近いということで今回はそれへ向けての助走のような印象を受けました。
今回目立っていたのはクエイルです。クレアは相変わらず縛って自由に動けない状態にしています。
前回はスパイは自分ではなくハワードだとアルドリッジに対して嘘をついて詰問を逃れた彼でしたが、そんな嘘はすぐにほころびが出ます。ハワードをも騙して自分の家へおびき寄せたのはいいのですが、先のことをいまいち考えていませんでした。ハワードを撃ち殺してスパイ容疑をなすりつけようとするも失敗。
そもそもクレアと赤ん坊を軟禁状態にしていますが泣き声でハワードにバレます。何もできず逃げられました。
アルドリッジに対してはスパイが誰なのかを明かさない煮え切らない態度。自分じゃないが誰かは教えられないというのでは埒があきませんね。
それでも酒を飲んでいる最中にクレアの父ファンチャーから仕事の呼び出しが入り、何か吹っ切れたのか子どもを妻の実家に預け、クレアを無理矢理車に乗せます。
無謀ともとれる運転で余裕ぶった表情が多かったクレアすらビビる珍しい場面が見られます。ここでのクエイルは自暴自棄になっていてちょっと凄みがありましたね。自分の命すらドブに捨てている覚悟が見られました。車はスピードを出したまま衝突事故を起こします。
戦略部で巻き起こる惨劇
これまではさんざんインディゴで要請された向こう側からのスパイがこちら側へ送り込まれるという話がされており、そのスパイ達3人の様子がよく挿入されていました。ついにこいつらが動き出します。
クレアの外交官の父親の秘書でさえスパイと入れ替わっており、父親こそ撃たなかった者の銃で武装して次々と局内の人間を撃ち殺していきます。
かなり唐突な銃乱射事件で驚きました。スパイ達の目的がよくわからないのでなおさら怖いですね。テロですよ。
スパイ3人のうち1人はアルドリッジが始末し、もう1人の秘書に入れ替わった女性は男性を撃とうとしたところで来ていたハワードに撃ち殺されました。
3人のうち1人は被弾しますが生き残り、向こうとこちらの間のトンネルの中間地帯へ逃げ込みます。タイトルはここのことですね。ここだと武装して攻撃ができないらしく、追い詰めたはずのアルドリッジ達も手を出せませんでした。
いよいよ次回でシーズン1最終回。誰が生き残るのでしょうか。