こんな話・あらすじ
3年前に殺されていたとして処理されていた女性が最近になり死亡。その事件で3年前に起訴されていた容疑者が釈放されてしまい、殺人特捜班は当時の被害者が誰かを調べる。
キャラクターの動きや注目シーン
殺されていたのは誰だ
今回はある女性の遺体が発見されたことに端を発します。リサという女性なのですが、この女性は3年前の焼死体としてクローリックという容疑者に殺されたことになっていました。つまり3年前の女性は別人。
実際に当時殺されていたのは誰なのか、それをクローリックが釈放される前に明らかにしなければなりません。このクローリックという容疑者は他の女性も焼き殺したとされていますが、その件では無罪になっていました。本件で釈放されたら警察の面目はありません。テイラーは女性は今回の女性を身元不明扱いにして、何事もなかったようにしたいとポープ副本部長に訴えますが、当然怒られてしまいます。
当時の捜査に関わっていたのはフリン警部補、パウエル検事補、イーストン博士の3人です。パウエル検事補はクローリックを起訴した人物。イーストン博士は精神鑑定を行いました。この人は前の焼死体の事件でもクローリックを精神鑑定していました。本にまで書いたそうです。
クローリックにブレンダが尋問しますが、かなり用意してきているのか全く口を割りません、ブレンダを挑発してきます。手強そうですね。
テイラーに裏切られるフリン
いきなりブレンダの元にクローリックが現れましたが、ブレンダはまだ気丈です。
あるライターを被害者が持っていたことからどんどんと複雑になっていきますね。
いろいろ詳しいイーストンに聞くと、リサと間違えられていた被害者はサマンサという暴行被害を受けていた女性でした。クローリックとは接点がない女性です。
何者かによって、サマンサはクローリックの有罪を立証するためにリサと見せかけられた説が出てきます。テイラーはクローリックを追い詰めたがっていた何者かが、サマンサの死体を利用したと主張。それが当てはまりそうなのはフリンです。つまりフリンがテイラーに切り捨てられてしまいました。
ブレンダはフリンを見捨てたわけではなく、真相究明のためにフリンを尋問します。悪ふざけもなしです。フリンも状況を理解しているのでおとなしくなっています。
証拠を捏造したのはフリンかと問われますが、本人は違うと言います。これは本当っぽいですね。当時の捜査で使われなかった、第三者の存在を示す証拠の存在が明らかになりました。これは大きな手がかりです。
終盤にはリサの元夫とその今の妻が尋問されます。最初の方で出てきていましたが、また呼ばれたんですね。尋問するほどの材料がないというブレンダ。イーストン博士が代わりに面談することになりました。
私はだいたいこのあたりで犯人がわかってきました。前にも書いたのですが「クローザー」が視聴者を驚かせる結末にする場合は、意外な犯人が出てくる展開になります。そう考えるとこの時点で犯人になりそうな人物は決まっているというわけでした。
事件解決後、テイラーがブレンダの陰口を叩くところにいたフリンが反発。テイラーを見限り、強盗殺人課から殺人特捜班に転属願いを出すそうです。