こんな話・あらすじ
前回有力な容疑者を割り出したが、アリバイの証人が登場して暗礁に乗り上げる。ブレンダ達はアリバイ崩しに奔走する。
キャラクターの動きや注目シーン
医者のアリバイを崩せ
前後編の後編です。前回は離婚弁護士の殺人事件に関して、シェイファー医師という有力な容疑者が出てきたのですが彼のアリバイを証明する証人が出てきたところで終わっていました。ガーネット検事補もさじを投げる有様ですがブレンダは諦めません。
もはやシェイファー以外の犯人捜しはなく、いかに彼のアリバイを崩すかというところに主眼が置かれます。
アリバイの証人であるトッパー・バーンズの取り調べ。結局こいつは何だったのでしたっけ。シェイファーから嫌な請求書を送られたりしていましたが、終盤には放っておかれてしまいましたね。
容疑者のシェイファーがトッパーの船に乗っていた映像が出てきたためにアリバイが証明されてしまったのですが、これを撮影していた人物は誰なのかという疑問が生じて話が大きく動き出します。撮影していたのはシェイファーの浮気相手。
そしてシェイファーが抱えていた離婚の弁護費用捻出にあたり、彼が診療所として持っていたセカンドハウスの存在も明らかになりました。後半になって次々と手がかりがそろってくるあたりは興奮しますね。そして意外な人物の関与も判明しました。
ブレンダとフリッツはわかり合えるのか
ブレンダは事件の捜査でもかなり疲弊していますが、フリッツとの仲も心配です。前回は彼女の自動車保険をフリッツのものとまとめるとかで揉めていたのですが、その手続きが進んでいくにしたがって問題も明らかになりました。フリッツが過去に飲酒運転で2回捕まっていたという事実です。
これがフリッツがブレンダに明かしていなかったことで、隠し事をされていたと感じたブレンダは怒りが収まりません。フリッツを嘘つき呼ばわりして責め立てますが、フリッツもブレンダと同棲してからかなりストレスがたまっています。負けずに応戦です。
ブレンダがフリッツとの関係を両親にごまかし続けていたこと、家を引っ越すと数ヶ月前に言っておきながら全然動こうとしないこと、普段から言い訳のために嘘をつくことなどで逆に責め返します。さすがのブレンダも絶句。ここはなるほどと思わされましたね。
事件解決後の打ち上げで、フリン警部補もアルコール依存症から脱却するために断酒会に通っていることを知ったブレンダ。考えを改めてフリッツへの態度を軟化。仲直りできました。