クローザー シーズン1 2話「裏切りの代償」

こんな話・あらすじ

雑誌の女性モデルが殺害され、その夫も有名人であった。ブレンダは未だに殺人特捜班のメンバーと打ち解けられず、孤独な捜査を強いられるが、推理力と度胸で事件を解決へと導く。

キャラクターの動きや注目シーン

雑誌の表紙モデルが殺害されました。今回は彼女の家から始まます。ブレンダは急いでやってきたようで、眼鏡を忘れたり現場で少し身支度を調えたりしていて、プロベンザとガブリエルが眉をひそめます。

プロベンザ警部補、この頃は少し痩せていました。吹き替え版で見ているのですが、ちょいちょいブレンダに対して敬語が入るのが意外です。

先に現場から出て解剖室に向かったはずのブレンダですが、後から出たはずのガブリエルより遅く到着。何なのでしょう。こういうのの積み重ねで周囲の反感を買っていくという過程が丁寧。事件を解決しても、マイナスの印象が全部相殺されるわけではないのですかね。

FBIのフリッツが登場。ガブリエルの携帯で死体の写真を撮って送りつけます。ロス市警側の検死結果が出るのは遅そうなので、FBIのつてを頼るみたいです。強力なコネ。

被害者の旦那がいつの間にか本部まで来ており取調室に。有名人らしいです。横にいる面白い髪型の男が弁護士かと思ったブレンダでしたが、実は単なる仕事上の代理人ということでした。本物の弁護士が登場して、旦那を連れて出て行かれてしまいます。女弁護士の「彼に会いたかったら、DVDボックスを買うことをおすすめするわ」という捨て台詞が面白い箇所。

状況の進展がなくいらだつブレンダは、ポープ副本部長に不満をぶちまけます。殺人特捜班に用意された人材は素人とプロベンザだけなのだと嘆きます。プロベンザだけ名指しなのがひどい。厄介者でしょうか。テイラー警部が強盗殺人課から優秀な捜査員を貸してくれると言います。つまり、フリン警部補。これでようやくレギュラーがそろった感じです。

あとはブレンダが被害者の関係筋への捜査の過程でプロにメイクしてもらうシーンがあります。美人に仕上がって満足げです。その状態でフリッツとディナーのデートにしゃれ込みます。上手いことやったものです。だが血なまぐさい事件の話が始まってしまいなかなかムードが高まらないのでした。しかもブレンダとポープの過去の関係に言及されて無茶苦茶な雰囲気に。

ブレンダは事件の手がかりをつかんだようでフリンにある命令をするのですが、周囲に説明せずに動かそうとしたために反発され、フリンが命令に従いません。しかも他の面々もそれをブレンダに教えないという苦しい状況。こういう逆境でありながらも、事件を解決してしまうのがブレンダの凄さでした。

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