クローザー シーズン4 3話「許されざるゲーム」

クローザー 4thシーズン 前半セット(1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

婦女暴行被害に遭った少女が自殺。テイラー警視正が過去に相談を受けていた少女で、特別な事情があるという。

キャラクターの動きや注目シーン

暴行容疑者の父親が警察関係者

ここまで見てきた感じだと、シーズン4は結末に意外性を求めるあまり、単に意外な犯人というよりも意外な解決となることが多い印象があります。今回もそのような印象を受けた話でした。

ミシェルという16歳の少女が自宅で首吊り自殺。自殺でありながらブレンダ達殺人特捜班が呼ばれたのには理由があります。テイラーがすでにミシェルに自身の婦女暴行について聴取をしていたことがあり、その際にダレンという男子高校生がミシェルを暴行した容疑者として名前が挙がっていました。

実際にDNA検査でダレンがやったのだということがわかっていたのですが、問題がありました。
このダレンの父親は警察関係者で、しかもそこそこ大物なのだそうです。テイラーが聴取をしたのは、警察関係者が事件を隠蔽しないようにするためだそうで。
マーク・イェーツという軍保安官の次長がダレンの父親。操作内容について鑑識から彼にリークがあり、すでに怒り心頭のようです。息子に疑いをかけやがってと。

まあわからないでもないですが、息子を無条件に信じすぎですね。すでにDNA鑑定まで進んでいるのでダレンが暴行したのは間違いないですし。

ダレンのアリバイを崩せるか

テイラーがブレンダに捜査を頼んでやってほしいことは、ミシェルが本当に自殺だったのかどうかを調べてもらうことでした。実は自殺ではなく殺人なのかということですが、すぐに司法解剖の結果が出て、自殺だと断定されます。じゃあもうこの話は終わりでは?

ブレンダはそれでも諦めずに、殺人ではなかったかとか、薬物を使われたのではないかとかという面から捜査を続行します。
ダレンと父親のマークに事情を聞きますが、ダレンはミシェルが死んだ日のアリバイを主張。そもそもマークがダレンにまともに話をさせず、一方的に息子は無実だと主張して話も打ち切りに。なかなか力強い父親ですね。頼りにはなりそうです。

ダレンの友人達に事情を聞いたところ、落とした女子の数を競い合うという遊びをしていたようです。うーむ、嫌な高校生達ですね。ミシェルと同じように被害に遭っている女子生徒がおり、そこからダレンの切り崩しにかかります。

話としてはあまりすっきりしないというか、意外ではあったのですがもっと裏をかくような展開が待っていると思っていたところでその手前で終わったような印象でした。何かと高圧的だったマークに痛い目を見せたところは痛快でしたが。

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