クローザー シーズン4 2話「取り戻せない日々」

クローザー 4thシーズン 前半セット(1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

かつて殺人の疑いがかけられたが過失致死の容疑で数年で出所してきた男がひき逃げされた。彼に恨みを持つ人物が多くフリン警部補もその1人。

キャラクターの動きや注目シーン

恨まれている被害者

冒頭からいきなりブレンダとフリッツがイチャイチャするところが見られます。喧嘩が多い2人ですがこうして仲がいいところを見ると安心しますね。しかしはしゃぎすぎてフリッツが体の不調を訴えて倒れ込んでしまいます。背中がつったそうですが果たして。しかもブレンダには事件の電話がかかり、フリッツを置いて出掛けます。

事件というのはひき逃げ。死亡したのはロイ・ウィルキンソンという、過去に人を死なせて過失致死で有罪となった男です。単なるひき逃げであればブレンダ達殺人特捜班が出てくることもないのですが。過去の事件の容疑者が殺されたということで、事故でなく殺人を疑う必要が出てきたようです。
ロイの事件はかつてフリンが捜査を担当しており、彼はロイが殺人犯だと確信していたのですが結局過失致死になりました。被害者家族共々、ロイを恨んでいる人は多いようです。

ロイは私立財団が運営している社会復帰センターにいました。彼は断酒会にも行って酒を断つために努力していたようですが、ひき逃げされたときは泥酔していたとのことで、よくわかりません。

ロイが殺害したという容疑がかかっていたのが恋人であったカーリー。フリンは終身刑にすべきだったと考えていますが、過失致死で刑期は8年でした。これに不満を爆発させていたのがフリンとカーリーの両親です。

フリンはさすがに犯人ではないでしょうが、カーリーの両親はロイを殺す動機があります。フリン経由でロス市警に呼び出してもらいますが、いきなり車を調べさせてほしいとブレンダが迫ったために決裂してしまいます。フリンもカーリーの両親とはいい関係だったようですが、台無しになって失望。

ここで終わりではなく、カーリーの母親がロイに嫌がらせしていたことがわかります。恨みは深いです。娘を殺した犯人だと思っているのですからわかる気もしますが。
しかもフリンもロイに嫌がらせ。カーリーの命日に花束を送りつけていたのです。事件のことを忘れるなという警告ですよね。なかなか陰湿なことをするものです。なぜフリンがこの事件に固執するのかはちょっとわかりませんが。

ここまでで半分以上の尺が採られていましたが、有力な容疑者がカーリーの両親のみと少なすぎます。となると意外なところから犯人が出るのだろうと思われます。
それが意外とあっさり判明。ブレンダがいつの間にか取調室まで呼び出していました。急に展開が速くなったような気がしますね。しかも前半の話は何だったのかと思うような締め方。意外なところに着地した話でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加