クローザー シーズン3 11話「監査人の秘密」

クローザー 3rdシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

女性監査人が車から転落して死亡。彼女はロス市警を監査していただけでなく、ポープとも深い関係があった。

キャラクターの動きや注目シーン

監査人の事故死の謎

マルグリッド・スコットという女性監査人が死亡。車ごと転落死したようです。

ブレンダは卵巣の手術をしたばかりで本調子ではありません。開腹手術だったようで、とても事件現場まで来られるコンディションではないのですが、直接遺体を見なければという信念のもとやってきました。
気丈に部下に捜査の指示を出すブレンダは立派ですが、事件現場にはウルシの木が生えており、それを踏んでかぶれてしまいました。踏んだり蹴ったりですね。ですがこれが証拠発見の手がかりとなるのですから、怪我の功名です。

ロス市警に戻るとポープ副本部長が話しかけてきます。マギー・スコットの件で話が…と来るのですが、いきなりマギー呼びとは親しさの表れでしょうか。ブレンダがすぐにそれに気づいて尋ねると、古い友人だったと言います。最近は残業を付けることすら許さなかったポープですが、この事件は超過勤務をしても構わないということで、太っ腹ですね。思い入れがあるのでしょうか。

マギーはロス市警の監査をしており、無駄な支出がないのかを調べていました。この監査に対応する人の人件費もかかり続けているわけで、どっちが無駄な支出なのかとテイラーも苛立っていました。監査とか税務調査というのは得てしてそうなりがちです。

ポープとマギーの関係

マギーは結構厳しい監査人だったようで、他の監査対象からも恨みを買っていました。ハンソンというロス市警で監査の対応をしていた男性も彼女に対して怒り心頭。彼女が来るたびに仕事が増やされまくりだそうで。

彼女はシビルオーディオという会社について調べていました。
検死の結果彼女は運転中に顔に催涙スプレーをかけられたため、ブレーキをかけられずに崖から転落したことがわかりました。しかも追撃で岩で頭を殴られるというかなりひどい殺され方。犯人は強い恨みがあったようですね。

ブレンダはマギーのプライベート、特に異性関係を調べようとしますが、意外というか何というか彼女が密会していた相手はポープでした。しかも深い関係。公私混同じゃないですか。本当にこのポープという人は困ったもので。異性関係がこんなのでも出世はできるんですね。

マギーが調べていたシビルオーディオはロス市警に機器を納入していました。しかし彼女がこの会社を調べた理由はよくわかりません。ここに謎がありました。

途中でフリッツを介してFBIが捜査に参加してきたり、捜査資料の奪い合いがあったりして何かと面白い話でした。真犯人は意外ではありましたが、いつの間にか判明したという印象。

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