クローザー シーズン3 12話「重ねられたウソ (前編)」

クローザー 3rdシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

離婚弁護士が何者かに殺害される。有力な容疑者が現れ、証言が嘘ばかりのために疑いが濃くなるが、土壇場で嘘だと思われた証人が登場する。

キャラクターの動きや注目シーン

離婚弁護士殺害の裁判

今回と次回は珍しく前後編となっています。それを認識せずに見ていたので、今回の終盤にブレンダすら予定外の事態になった時に、残り時間は少ないけど逆転できるのかと心配になったものです。結局そのまま次回へ続き。

事件の方は豪邸のプールで起きていました。被害者はオリバー・ヘンリーというロサンゼルスで売れっ子の離婚弁護士だそうです。妻ヴァレリーと共に離婚弁護士事務所を開いていましたが、自身も妻の方から離婚を切り出されていたみたいです。
ポープがブレンダの捜査方針にケチをつけかけますが、離婚に関する話なのでこの前の自身のことを持ち出されて黙ってしまいます。

すでに裁判が始まっている状況で、検死をしたお馴染みのドクター・モラレスも証言しています。容疑者もこの場にいるようですが、ブレンダ側が容疑者の犯行を証明するのにはやや旗色が悪そうです。決め手がないようですね。

離婚についての知識

今回は離婚についていろいろ勉強になりますね。FLARPL(フラープル)の件で被害者の妻ヴァレリーは嫌がらせを受けていたそうです。FAMILY,LAW,ATTORNEYS,REAL,PROPERTY,LIENの頭文字で、つまり家庭、法律、弁護士、不動産抵当権。依頼人が弁護料を払えないと離婚弁護士がそいつの家をぶんどっていいという権利だそうで、プロベンザは覚えがあるのか苛立っています。

シェイファーという医者が有力な容疑者として浮上しました。一週間ほど捜査してきてようやく。時間とお金がかかっているのでポープも苛立ってきています。ブレンダはシェイファーが間違いなくこの事件の重要人物だと考えていますが果たして。
シェイファーの妻によると、離婚の件でオリバーに依頼していたものの、2人で和解して離婚には至らない方向になっていたそうです。となると離婚弁護士が殺される理由には結びつかない気がしますね。

ブレンダはついにシェイファーを取り調べ。アリバイやそれを証明できる人物などを聞き出しました。事件の日前後の4日間はトッパー・バーンズという友人の船に乗っていたそうです。

ですがシェイファーが語っていたことが嘘ばかり。トッパー・バーンズが存在せず、シェイファーの言った電話番号はプリペイド携帯で追跡できず。乗っていたという船も見つからず、船自体が登録されていないようでした。でたらめばかりで、ブレンダもブチ切れだしてしまいました。ここがちょっと面白かったシーンです。

ますますシェイファーへの疑念が強くなりますが、裁判再開の当日に驚くべき展開に。存在しないはずのトッパー・バーンズが証人として登場するというのです。次回へ続きます。

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