クローザー シーズン6 5話「神になった男」

クローザー 6thシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

頭や手がない遺体が発見される。メキシコ麻薬カルテルの抗争による犠牲者かと思われたが、体からは臓器が抜き取られていた。

キャラクターの動きや注目シーン

身が入らないサンチェス

いつものようにブレンダが事件現場へやってきました。メンドーザという女性警部が重大犯罪課の事件だと考えてブレンダ達に連絡したようですが、頭越しに言われたテイラーは気に入りません。

しかも本部長戦について、メンドーザがブレンダを応援するようなことを言ったために、ブレンダが本部挑戦の候補として出馬することが、テイラーやフリン、ガブリエルらにバレてしまいます。結構気まずいシーンです。メンドーザは知っていたんですね。レイダーから聞いたのでしょうか。ポープによるとロス市警女性労働部からの推薦があったそうですから、そちらからでしょうね。今回はこの辺の話はここまで。

今回はサンチェスとプロベンザがルーベン少年の母親探しということで現場に来ていなかったりします。サンチェスは前々からこういう状態で、タオに迷惑をかけたりしていましたが全く解決していません。
前から事件よりも母親探しの方に力を入れているようでしたが、プロベンザから驚くことを言われます。なんとサンチェスは母親探しをしていると見せかけて、自分の所で引き取る算段を進めていました。母親の行方など調べず、ベビーシッターを探していたのです。ルーベンは彼を捨てた母親に任せたくないというサンチェスの決意は固いんですね。

事件の最後には母親が見つかって迎えに来ます。くじけないサンチェスは母親に現在夫がいないことを確認して、食事に誘うというしたたかさ。どうなるのでしょうか。

犯人の独自の正義感

殺されたのは少年のようで、フリッツの協力もあって徐々に犠牲者が他にもいることがわかってきます。少年達が殺されており、彼らは暴行犯や強盗殺人犯で、かなり素行に問題があったようですね。メキシコ麻薬カルテルではなさそうです。

今回の犯人は自分なりの正義感を持って犯行に及んでいました。タイトルの「神になった男」というのは、犯人が独自に犠牲者を選んでいたことと、まあネタバレになりますが臓器移植の対象を選んでいたことに由来します。

犯人が臓器狙いだったことがわかってくると、もう容疑者候補がほとんどいないですから、誰なのか予想が付いてきますね。今回の犯人は割と怪しそうだったのでわかりやすかったです。

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