クローザー シーズン3 14話「愛する家族」

クローザー 3rdシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

現金輸送車を襲う連続強盗犯が警備員を射殺。ロサンゼルスからアトランタまで舞台が移動して捜査が行われる。

キャラクターの動きや注目シーン

今回は兄弟が登場

シーズン3の最終話。いつもの倍の90分近くあります。日本版では1話ですが本国ではパート1と2に分かれていたようですね。最終話だけあってレギュラー勢がほとんど登場。といっても殺人特捜班とフリッツとポープとテイラー以外はブレンダの両親ぐらいですが。

時期はクリスマス。ブレンダは家を売ることを決めたのに売りたくないという、相反する感情に悩んでいます。

事件は現金輸送車を襲った犯人が警備員を射殺したというもの。もともと連続強盗犯の犯行として強盗殺人課の担当事件でしたが、11ヶ月も犯人を逮捕できずにいたため殺人特捜班が引き継ぎます。
生き残った警備員ウェスリーに事情を聞こうとしたのですが隙を突かれて逃亡。彼の家に行ったところ弟も逃げようとしていたので確保。

弟のグレイディに話を聞いてウェスリーの行き先を探りますが、それがなんとアトランタ。渋るフリッツもろともアトランタ行きです。ブレンダの実家もあるのでそこを拠点にします。ブレンダの両親がまた登場。フリッツもようやく解放されたと思ったのにまた相手をするのかって顔です。

憂鬱なクリスマス

ウェスリーはアトランタで乱闘事件を起こしており留置場にいました。ウェスリーと再会したブレンダはさっそく尋問しますが、何も喋ろうとしません。その割に弟と話させろと迫りますが、そんなことをブレンダが認めるわけがありません。彼がブレンダの父の車のガラスを割ったりして、どんどん関係が悪くなります。ブレンダの実家へウェスリーを連れていってそこで泊めることに。

ブレンダの父は今回かなりきつい態度です。娘がクリスマスに両親の顔を見に帰ってきたと思ったら、ただ単に容疑者捜索のために実家を利用しに来ただけで、しかもその事実も嘘をついて隠そうとすることに傷ついたのです。
ブレンダはフリンとプロベンザを呼びました。ウェスリーをロサンゼルスに連れ帰ってもらうことにしたのですが、結局両親を含めた全員でウェスリー護送の旅へ出発です。楽しそう。

その道中でもウェスリーが全く協力的でないために捜査が進みません。ブレンダはついに、彼の弟のグレイディが撃たれて死んだと嘘をついてウェスリーから重要情報を得ますが、このやり方はいろいろな人に批判されてしまいます。

終盤にブレンダの母からこの嘘について責められますが、ブレンダは殺された警備員達の家族のためにも事件を解決する義務があると感じており、そのためにどうしても必要な嘘だったと言い返します。どちらの言い分もわかるので苦しいですね。

今回の結末はかなり苦いものとなりました。ウェスリーがブレンダやその両親に宛てたメッセージがまたもの悲しかったです。

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