こんな話・あらすじ
アフリカ系アメリカ人の軍人3人が射殺される。被害者の1人の双子の弟であるタレル・ベイラーがギャングであることからブレンダはギャング絡みの事件と考えるが、陸軍はテロ行為だと主張して捜査方針が対立する。
キャラクターの動きや注目シーン
ブレンダの長い戦いの始まり
クラブでアフリカ系アメリカ人3人が撃たれる事件。被害者がギャングには見えないというサンチェスの言葉の通り、被害者の2人は陸軍に所属していました。息絶え絶えの1人に対してブレンダが聞き取りを行いますが、情報を得られず死亡してしまいます。
3人はアフガニスタンの駐留から戻ったばかり。陸軍からドーセット少佐がロス市警を訪れ話を聞くことに。ドーセットは3人が撃たれて死亡したのはテロ行為と考えています。
そして被害者の双子の弟であるタレル・ベイラーが登場します。通称Tボール。ギャングの一味であり、双子の兄はタレルに間違えられて殺されたとブレンダは考えます。
タレルは兄が間違えて殺された者の、本来標的だったのは自分であるとしてロス市警に保護を求めてきます。
タレル・ベイラーに関してはシリーズの今後に深く関わってくる人物。それこそフィリップ・ストローなみにブレンダを悩ませる人物になりますね。
ブレンダの氷のような悪意
タレルによると行きつけのコンビニがあり、そこには手を出してはいけないということになっていますが、そこに強盗が入り店主と孫が殺害されたそうです。
タレルはそれに何かしら関わっているために命を狙われているということでした。
コンビニ事件の容疑者と思われるレジーが連れてこられます。
ドーセットはあくまでテロだと主張しますが、間に入ったフリッツがFBIとしてロス市警に捜査の時間を与えるように頼み込みます。ドーセットはフリッツがブレンダと結婚していることを知らずにブレンダの悪口を彼に言いまくるのでハラハラします。
ブレンダが疑っているのはタレル。コンビニ強盗の関わりも不透明です。しかしドーセットのみならず途中からやってきたポープも、3人殺害の情報をタレルから得るために彼に免責を与えるように指示してきます。結局タレルを起訴できなくなり歯がゆい展開に。
そしてタレルの驚くべき証言が聞かれます。珍しくやられまくる展開です。タレルは「ありえねえ」が多いです。
ブレンダはレジーをはめる形で重要証言を入手。そしてあまりにも冷たい氷のような判断を下すのでした。
激情に駆られての行動でしたが、ここでの行動が前述の通り今後のシリーズに大きな影響を及ぼします。サンチェスは賛成しますがガブリエルはマジかよといった表情でした。