こんな話・あらすじ
猫は助からずに遺灰がブレンダ宅に戻る。フリッツの依頼によりブレンダ達は密かにある青年の行方を捜す。
キャラクターの動きや注目シーン
猫が無言の帰宅
ブレンダの飼っていた猫は医者に行っていたもののやはりダメで、冒頭からフリッツが遺灰を引き取って帰ってきました。悲しみに暮れるブレンダは、遺灰を猫が愛した場所に撒いてやるのはどうかと提案しますが、フリッツによると猫は外出禁止だったそうです。愛した場所ってどこだよというギャグシーンですね。タイトルのキティというのはこの猫のことでしょうかね。
あとプロベンザは若いガールフレンドを連れて職場へやってきました。何があったのでしょうか。デパートの服売り場で働いているようで、プロベンザの服装もそれに影響されて変化が。
フリッツの頼みでオースティン・ブレアという26歳の男性を探すことになりました。遺体安置所にそれらしき遺体があるとのことで向かったところさっそく発見。オースティンはゲイのパーティーに出入りしていたようです。
オースティンを見つけたのはブレンダ達ですが、フリッツはなぜオースティンをFBIが探していたのかを話す気はないようです。そこでおかしな展開に。ブレンダ達がFBIの代理捜査官に任命されたのです。フリンがFBIに嫌みを言うのが面白いですね。
薬に理由はない
オースティンの遺体からは薬物摂取の形跡が見られました。死因も薬物の過剰摂取のようです。
保護者代わりの義理の父親であるドクター・ブレアがロス市警に呼ばれます。関係性は妻の連れ子だそうで。
オースティンのことは見放していたらしく、ブレンダから薬を過剰摂取した理由を聞かれても全く答える気も、関係もないようなそぶりです。あげくに「薬に理由はない」と言って話を打ち切りました。
次にオースティンと同居していたトラヴィスという男性への事情聴取。彼によるとオースティンは薬の売人であり、当日のゲイのパーティー会場でもそうだっただろうとのことです。
この先に売人のボスであるベンジャミンという男が出てきたりして、主な容疑者がそろった感があります。
ブレンダはオースティンの死は事故ではなく殺人だろうと考え直し、FBIに任せずに自分たちで殺人事件の捜査を開始します。らしくなってきました。
ここからの展開は結構早いです。割とあっさり犯人が判明。犯人に対しても「薬に理由はない」とのドクターの台詞を引用して反撃するあたりが皮肉が効いていて楽しいシーンですね。
最後はある関係者を立ち直るよう励ますシーンもあって、ブレンダの暖かみを感じられるエピソードでした。