クローザー シーズン5 3話「赤い規制線」

クローザー 〈フィフス・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]

こんな話・あらすじ

ガブリエルが発砲事件で応戦し、少年に重傷を負わせてしまったことでロス市警の内務調査を受けなければならない。レイダー警部初登場。

キャラクターの動きや注目シーン

窮地のガブリエル

前回も書きましたが、重大犯罪課からダニエルズが去ったことで、その原因となったガブリエル巡査部長は課内での立場が微妙になっていました。
テイラーと共に酒を飲んで、愚痴をこぼしたりしているあたりは結構仲がよさげです。こう書くのもなんですが、テイラーは同じ人種としてガブリエルを助けてやろうとしているのが見て取れます。

2人で飲んでいるところに発砲事件が発生。ガブリエルも何者かに撃たれそうになり、自身も発砲して応戦します。その弾丸が少年に当たって重傷を負わせ、命の危険もあるという重大な事態を引き起こしてしまいました。また、そもそもの発砲事件では死者が出ていました。

このとき発砲したガブリエルは現場に残らなければなりませんが、テイラーの指示により被弾した少年に付き添い、少年が生きているうちに事情聴取することになりました。
後述しますがこれらの行動が問題視され、ロス市警の内務調査を受けることとなります。

ブレンダは腹心の部下ガブリエルを救いつつ、殺人事件の犯人も探さなければならないという難しい状況です。

レイダー警部登場

今回はFIDのレイダー警部が登場。FIDは武力犯罪調査課で、そこの内務調査員をまとめる警部です。あまり説明が多くありませんでしたが、警察内部の不正に立ち向かっているような印象です。当然フリンやプロベンザは煙たがります。

やはりガブリエルを内務調査する必要があるとのことで、発砲を行うに値する状況だったのかとか、過剰防衛ではなかったのかというようなことを調べ始めます。

スピンオフ作品である「Major Crimes」では主役となっているレイダー、あちらを見ているとずいぶん親しみが湧いてくるキャラですが、この時点ではブレンダとは対立する立場として登場しました。
まさかレギュラー化するとは思わずに私は見ていました。単発で出てきてブレンダにやり込められる人なのかと思ったら、一歩も引かずに立場も面目も保ちつつこの話は終わり。かなりのやり手です。

事件の方は前にもあったような動機でこちらはさほど印象には残らず。ガブリエル周りがいろいろと気になった回でした。テイラーの他にサンチェスも協力してくれたシーンがよかったですね。

別れた恋人であるダニエルズに謝ろうと手紙をしたためていたガブリエルでしたが、最後にはもうどうでもよくなったみたいです。ダニエルズには別の恋人ができていたことがテイラーからも言われていましたし、仕方ないですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加