こんな話・あらすじ
かつてギャングだったが現在は更生したという男性が銃撃されて死亡し、ブレンダ達は住民に激怒されながら捜査する。
キャラクターの動きや注目シーン
被害者は更生したのか
今回は久々にやりきれない事件です。被害者は35歳のレジーという黒人男性。教会に住み込みで働いていたそうです。
レジーは過去にギャングをやっていたときの悪事で保護観察中であるという点から、重大犯罪課でもギャングの抗争で死んだのではないかという見方が強まっています。ただ彼は更生しており、ギャングか誰かが書いた壁の落書きを熱心に消していたそうで、どうもギャングとは一線を画する生き方に変わっていたというのは事実のようなのですね。
一発の弾丸が彼の命を奪ったそうですが、薬莢が見当たらず凶器も特定できない状況から捜査がスタートします。
今回はリカルド・ラモス記者やジャック神父などの面倒くさい人たちが登場しており、ブレンダ達は思うように捜査を進められません。特に神父は教会への立入り捜査を拒否していました。あと最近リカルドの出番多いですね。
地域住民をロス市警に集めて情報提供を呼びかけるという作戦が採られます。元々ガブリエルの発案で、ブレンダは反対していたのですがいつの間にかブレンダが提案したような感じに。
その場では、安全を守ってくれないとして住民からロス市警へ罵声が飛びますが、レジーの母親の涙ながらの訴えが皆の胸を打ちました。
悲しい真相
レジーの事件と同じぐらいの時間帯にコンビニでの発砲事件があり、これが事件解決の鍵を握ります。高級車に乗っていた男性がギャングにその車をよこせと迫られ、威嚇のため発砲したという内容です。
こう書くとなんとなく事件の真相が見えてくる感じですね。
ネタバレになってしまいますが、この威嚇の射撃がたまたまレジーに当たったという悲劇だったのです。撃った男性が居直ったりせずに即反省していたのが印象的でした。本気で悔やんでいるようです。
このような真摯な態度が大事で、ブレンダ達も撃った男性よりも撃つ原因を引き起こした者を捕らえなければならないという考え方になったようでした。
加害者側が全く自覚なく人を殺していたという事件でしたので、ブレンダ達が捜査していてたまたま真相にたどり着けなければ迷宮入りでしたね。加害者からすると事実を知らずにいた方がよかったのでしょうが。