こんな話・あらすじ
駐車場で男性が絞殺された。殺人特捜班の大多数はテロ対策局の特殊訓練も受けねばならず、両立させるため防護服を着ながら捜査にあたらなければならない。
キャラクターの動きや注目シーン
事件と特殊訓練を両立させよう
今回は現場にプロベンザが先に着いており、30分後にガブリエルら他のメンバーが到着しました。ブレンダも早く来ていたようですね。
実は前回から引き続いての理由があります。ロス市警の経費削減の話が続いており、殺人特捜班の大多数メンバーがテロ対策局に異動する形で特殊訓練に参加することで、助成金が出るということになっていました。ガブリエル達はその特殊訓練の最終盤まで来ていたのですが、ブレンダが呼び出したために最後まで訓練を受けられず現場行き。結局訓練を完了したことにならず、これでは助成金がもらえません。あとブレンダは熱があって体調が悪い状況です。
事件の方は、駐車場で個人トレーナーのグレンという男性が絞殺されたというものでした。駐車場係の男性はちょっと様子がおかしいのですが、元々の性格でしょうか。
被害者の男性と食事で同席していたティファニーという女性に聞き取り。どうもグレンは彼女の夫ではなく不倫相手のようです。
コミカルに進む捜査
今回はコメディー要素が多く、事件自体があまり頭に入ってきませんでした。真面目に考えるならば、ティファニーの夫が不倫相手を始末した可能性が考えられますね。あとは駐車場係が何か隠しているようで、ブレンダとプロベンザが尋問したことでようやく手がかりを話します。
ブレンダはガブリエルらの特殊訓練も同時に進めなければならず頭が痛いです。フリッツの助言により、オフィスで防護服を着させた状態で操作をさせるという荒技に出ました。確かにこれならば両立可能です。とても真面目な捜査現場とは思えませんが。
ティファニーの夫にも聞き取りをしますが、ここでもやたらとコミカルな描写。文字の汚さをやたらと指摘するのでそのたびに話が中断。駐車係が面通しのためにその様子を見ていますが、ろくな情報がない上に自分の家から電動歯ブラシやフロスを持ってこいと面倒くさいことを言い出す始末。なんだこいつ。
ついに殺人犯が明らかになってもコメディーチックに進むことは変わりません。やたらとガタイのいい男が捕らえられました。尋問を始めようとしたところで彼が立ったらいきなり天井の蛍光灯に頭をぶつける始末。彼自身に重大な錯誤があって、尋問も緊張感がなくどこか面白く進みます。「ああ…ほんとだ…」と落ち込む感じが楽しいですね。最後もロス市警内が暴動状態でぐちゃぐちゃになりました。