こんな話・あらすじ
ロス市警のある刑事に助けを求める電話がありガブリエルが受けるが、情報が不十分であり電話をかけてきたロス委員長は殺害されてしまう。前からストーカー被害を訴えていた被害者が殺されたことでポープは捜査不十分を怒る。
キャラクターの動きや注目シーン
ポープ激怒の事件
ロス市警の電話が鳴り、ガブリエルが受けます。何者かが家に入ってきたとのことで助けを求める内容。エリコ刑事を出してくれといいます。
ロス市警にはベリコ刑事がいましたが、被害者は名前をエリコ刑事と間違えていました。現場へやってきた彼によると、被害者のロスという女性はカリフォルニア州の仮釈放審査会の委員長だったことがわかりました。
被害者は銃で撃たれたあとでカッターナイフで切られています。カッターで切る意味は何でしょうか。
シュウの重要人物が助けを求めながら殺されたことでポープ副本部長は激怒。彼による「迅速なる正義作戦」が始まり、ロス市警総出で犯人捜し。こういうのは大体うまくいかないのがドラマです。ブレンダ達はポープに従いつつも独自の捜査を行います。ブレンダの家えベリコに聞いたり作戦会議。
皆の推理で解決
仮釈放を却下されて殺人予告をしていたメディーナという服役囚にポープが目を付けます。ロス市警まで呼んで取調室で話を聞きます。
ロス委員長に恨みを持っており、刑務所内外に自分の指示で動く者がいるようだと得意げです。
尋問はしたもののメディーナが今回の犯人ではないと考えているブレンダはポープの捜査方針に異を唱えますが、ポープの事件だから自分は意見を言わず従うと嫌みのように言ってポープを怒らせます。
タオやガブリエルが注目した服役囚、コンウェイという男が仮釈放にされており、釈放直後にウェーバーという男を金目当てで殺していました。彼に仮釈放許可を出したのはやはりロス委員長。
コンウェイに話を聞いたところ、彼は釈放されたばかりに殺人を犯してしまい、被害者遺族に謝りたいと言ってきます。
そこで被害者の妻がロス市警に呼ばれます。ああなるほどこういう話かとわかってきました。放送の残り10分ぐらいかけて犯人を落とすわけですね。こういう完全にブレンダ側で犯人逮捕までコントロールしていく展開は好きですね。クローザーならではです。
今回の最初にあったロス市警のリモコンが事件の鍵を握るという展開も、伏線が張られていてよかったですね。話の途中でもう一回リモコンのくだりをやっていましたからね。
結局事件の捜査はポープが失敗したわけで、事件解決に導いたブレンダとの対比が描かれます。ここで勝ち負けみたくしてしまうと今後複雑ですね。本部長選はまた違った要素も入ってくるのでしょう。