カウンターパート 暗躍する分身 シーズン1 第10話「中間地帯 パート2」

こんな話・あらすじ

戦略部での大量殺人に関して生き残ったスパイの処遇が話し合われる。クエイルはスパイ捜査の指揮を執ることになり、向こう側のハワードは姿を消そうとしたところをアルドリッジに止められる。

キャラクターの動きや注目シーン

向こう側との断絶

シーズン1の最終話です。「カウンターパート」はシーズン2で終了していますから、話数としてはここで折り返しという所でしょうか。シーズン1で見るのを止めた場合も一応ある程度すっきりしたところは見られます。しかし主人公だと思われていたこちら側のハワードがやたらと悲惨なのですね。彼の行く末だけは見届けたいという気もします。

今回は戦略部で起きた大量殺人の後始末が行われます。向こう側とこちら側の中間地帯に逃げていたスパイの1人がいましたが、今回あえなくそのまま死亡。彼の処遇を巡って「4階」とか言われる執行部が出張ってきたりして重い話になっていましたが、結局情報を聞き出したりもできず、駆け引きの材料になりかけたところで死んでしまったことになりますね。

向こう側がこちらへスパイを送り込んできて大量殺人を犯したという事実は、これまで表面上は穏やかに続いていた外交関係を非常に危うくしました。というかいきなり今回外交が終了して扉が閉ざされるという自体になります。これによって誰が得したのかはまだ明らかにされていません。もっというと誰の差し金なのかもわかりませんからシーズン2でわかるのでしょうか。

執行部になぜか見込まれていたのがクエイル。今後スパイ捜査の指揮を執ることになりました。大丈夫なんでしょうか。スパイって自分の妻なわけですし、デスノートのL亡き後の夜神月みたいな立場になるんですかね。

シーズン2に行けなかった人たち

登場人物がいつ死んでもおかしくないような緊張感のあるドラマでしたが、実際のところそれほど死亡した名前のあるキャラクターは多くないですね。
しかしついにシーズン1の最後でこれまでレギュラーで出続けてきた数人が死亡してしまいます。

まずアルドリッジ。序盤からクエイルと共にいろいろと情報を知っていそうなキャラクターとして登場。時には捜査の中心になったり人脈を使ってスパイを探したりと有能なところもありました。しかし2話で部下がボールドウィンと間違えてナディアを殺したことが今回まで尾を引いていたみたいですね。

そしてポープ。この人の退場には驚きました。いわゆる最強キャラとか黒幕とか、そういう立ち位置にいる人かと思っていたのでまさか今回あっけなくやられてしまうとは予想外でした。この人をあっさり消してしまっていいんですかね?かなりの大物でしたよ。

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