カウンターパート 暗躍する分身 シーズン1 第04話「入れ替わった二人」

こんな話・あらすじ

ランベールの差し金で向こう側のハワードが帰らなければならなくなったが、代わりにこちら側のハワードを向こう側へ送り込むという入れ替わりが行われる。向こうに渡ったハワードはそこで驚きの事実を知ることとなる。

キャラクターの動きや注目シーン

ハワード同士の入れ替わり

前回は向こう側のエミリーが何者かに薬を飲まされて倒れ、目を見開いたまま敵が部屋から去って行くというシーンがありました。これで私はエミリーがもう死んでしまったのかと驚かされたのですが、今回はさらに驚く展開が待っていました。

まずはハワード同士の入れ替わりから始まります。ランベールににらまれる形となったハワードは滞在ビザを切らされて向こう側へ帰らなければならない羽目に。ですがまだこちら側でやりたいことがいろいろあるため、元々のこちら側のハワードに向こう側で6日間過ごしてもらうことになったのでした。

ですが出世のスピードも段違いで、性格も同一人物と思えないほどに異なるところがある2人。入れ替わりを周囲にバレないようにするためにある程度双方の認識をすりあわせしておく必要がありますが、向こう側のハワードがほとんど情報を与えません。なんだこいつって感じです。失敗してもいいのかと。

いきなりの登場人物

さて、実際に入れ替わってみて向こう側のハワードはつまらない仕事を与えられたことに憤慨。勝手に休みを取ってクエイルを慌てさせます。向こう側から来てこちら側に居着いた旧友から情報を得ます。ポープという前に出てきて情報をくれたりしていた男が実は黒幕ではないかという話が出ますね。ポープ…J・K・シモンズは「クローザー」のポープ副本部長役をやっていましたので、ポープと言われるとJ・K・シモンズの顔の方が先に浮かんでしまいます。ややこしい。

さて、冒頭で書いた驚く展開というのは、まずエミリーは死んでいなかったということ。そしてそれを知らせたのが向こう側のハワードとエミリーの娘であるアンナであることでした。エミリーは目を見開いたまま倒れていたのに活きているという、なかなか珍しいパターン。しかも今回の終盤では退院しているということでとんでもない回復の早さに思えます。

そしてアンナの存在。会話からはすでに働いているぐらいの年齢であることがわかります。向こうのハワードはこういう重要情報をどうして黙っておくんですかね。言いたくないんでしょう。こちら側のハワードは6日間自分の家に軟禁しておくつもりだったのでしょうから。
アンナはなかなか苦労性で、エミリーが倒れたのも対外的にはコカインの過剰摂取ということになっているために母親を責め、役に立たない父親が母とよりを戻すかのような脳天気な会話を始めるのを見てイライラしています。

いずれにせよ重要人物の登場でさらに次回から盛り上がりがありそうですね。

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