こんな話・あらすじ
マフィアのボスが出廷する裁判で証言予定だった男が銃撃に巻き込まれ、彼の妻とFBI捜査官が死亡。ロス市警とFBIとで捜査権の奪い合いとなる。
キャラクターの動きや注目シーン
FBIとロス市警の捜査権奪い合い
フリッツとのディナーの準備を終えて比較的機嫌良さそうだったブレンダでしたが、フリッツが家の窓を開けっぱなしにしていたことで猫が逃げ出してしまい、怒り出します。結局テーブルの下から猫が出てきたのですが、今度は開け放したドアから出て行きました。少しフリッツと喧嘩状態に。
ガブリエル巡査部長から事件を告げる電話があります。FBIが保護拘置していた証人が襲われ、その妻とFBI捜査官が殺されました。FBIが犠牲者であるため、ロス市警とFBIとの捜査権の奪い合いとなります。
連邦捜査を侵害するなというFBIのティム・ヘクト捜査官に対し、ブレンダは現場を照らしていた車のライトを消すようロス市警側に指示してティムに圧力をかけます。なかなか痛快でいいですね。スカッとします。
襲われたのはデルーカという裁判の証人で、同行していたドハーティ捜査官とデルーカの妻が殺されたのでした。ジョセフ・デラモンテというマフィアの裁判を控えていました。現場にポープまでやってきて、捜査権はいったんロス市警のものに。
デルーカによると妻を自分の席に座らせていたそうで、彼の身代わりに殺されたのではないかと思われます。
デルーカを保護するためにフリンとプロベンザの両警部補が隠れ家にて面倒を見ていました。FBIヘクト捜査官も一緒にいたのですが、彼にはいろいろと怪しげなことが多く、フリンに武器を奪われついにはロス市警で尋問されます。
今回はここまで中盤を過ぎながらも、犯人っぽい人が出てきません。意外な犯人という観点からするとそろそろ出てきていてもいいのですが。となると私としては疑わしいのはデルーカ本人かヘクトか、という予想を立てます。事件に使われていた銃を売った人物が出てきたりしますが、ぽっと出ですし犯人ではないでしょう。
猫が無事に帰ってきて一安心のブレンダとフリッツ。この一件からヒントを得たブレンダは事件解決に向けて動き出しました。フリッツもほっとしたことでしょう。ブレンダは猫のことが気がかりで常に猫のことを考えていたようでしたから。
登場人物が少ないだけあって、だいたい犯人はデルーカかヘクトかに絞られた感があります。しかし事件は予想外の方向に動きました。ロス市警本部内での銃撃事件、そして死者が出る事態になってしまいます。サンチェスが最後に犯人を射殺。シーズン2の終盤で激震が走りました。