クローザー シーズン4 12話「トランクの中の殺意」

クローザー 4thシーズン 前半セット(1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

巨漢の人物が車のトランクにはめられて遺体で発見される。被害者はダイヤの盗難犯でもあった。

キャラクターの動きや注目シーン

巨漢の人物が謎の死

フィル・アダムスという巨漢の男性が、車のトランクに閉じ込められた、というかはまった状態で発見されました。当然ながら死んでいます。しかも車を解体までしないと遺体を出せないような姿になっていました。想像すると気持ち悪いですね。なぜこんなことに。
窒息死ではないかと思われていましたが詳しい司法解剖の前に車に事故があり遺体が損傷。死因はわからずじまいです。

このフィルはダイヤの盗難の犯人としてみられていた人物です。宝石店のダイヤをブリーフケースに入れて逃走していました。動機は不明ですし、誰かに指示されたのか単独犯なのかもわかりません。

ブレンダの家には未だに両親がおり、父親の方は心臓の状態が思わしくなく療養明けでしたが食事に悪態をついています。面倒な人だ。

以前の事件で犯人に撃たれてしまったサンチェス捜査官は、事務仕事のみ行っていいという状態なのですが、プロベンザの計らいで今回の現場までやってきていました。早く現場の感覚を取り戻してほしいということなのでしょう。あとからブレンダにはバレますが。サンチェスは厳しくデスクワークを命じられます。

嘘ばかりの奇術師

容疑者はキース・レイエス。フィルと出会い系サイトでやり取りをしていた人物です。家に行ってみるとメキシコ人(?)の女性がいました。サンチェスが不在なのでバズが代わりに通訳。彼女がキースを家から追い出したのだそうで、自分は客船で歌う歌手をしているといいます。

サンチェスはデスクワークをしつつも徐々にいつもの調子に戻ってきました。前述の女性と署内でいちゃつき始めてしまう始末。本当にこの人は…そう思わせておいて、実は女性の素性を彼なりに探ろうとして会話していたのでした。そして直後にショッキングな出来事が。この女は実は男でした。しかもキース本人。

性別を偽り、スペイン語しか話せないのも嘘で、キースを追い出したと言っておきながら自分がキース。嘘ばかりの人物でしたね。サンチェスはショックを受けてセラピーを受けに行きました。

キースはかなり狡猾で、フィル殺害や彼が持っていたダイヤについてもすでに罪を逃れる言い訳を準備し尽くしていました。ブレンダもお手上げかと思われたのですが、フリッツの助言によってなんとかキースの逮捕に持ち込みます。
一件落着かと思われたところでしたが、キースはかけられた手錠を自ら外して、こんなもので自分は拘束できないと不敵な態度をとります。なかなか強力なキャラでしたので、今後再登場してブレンダの前に立ちはだかっても面白いと思いました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加