こんな話・あらすじ
売春婦の女性が刺されて殺害された遺体が発見される。被害者の顧客リストには数多くの大物の名前があり、捜査は難航。容疑者の中にはFBIが目をつけていた人物もおり、ブレンダとは捜査権を巡って対立する。
キャラクターの動きや注目シーン
強盗殺人課が捜査していた売春婦女性の遺体について、ブレンダが遺体安置所まで行って再度捜査を始めます。たまたま被害者女性であるゾーヤが持っていた顧客リストに重要情報があったので、ブレンダ達殺人特捜班が捜査を引き継ぐことになったのでした。
売春婦の殺人をありきたりな事件として処理しようとしていたとして、強盗殺人課を非難するブレンダ。それに対して殺人課のテイラーは激しく怒ります。たまたま殺人課が顧客リストを発見したからこの展開になったわけで、それまではブレンダもこの事件を全く重要視していなかったからです。もっともな指摘だと思います。
顧客リストにいろいろと大物筋の名前があるので、忖度が働くようです。ポープ副本部長の友人であるダニー・ブースという入国管理局の職員の名前もありました。
裁判長や議員も顧客リストにあるため皆容疑者扱いになります。尋問されて憤慨していますが、後ろめたさもあるようですね。こういうのは難しい問題です。違法な部分はあるとはいえ、合法的に商売として成り立っているところもあると考えると、地位のある人物がそれを使うことも当然あるわけで、それを止める理由もありません。まあ地位を盾にして容疑者からはずすというのは駄目でしょうが。
ポープの友人であるダニー・ブースは何か嘘をついているようです。ポープがかばい立てしますが、こういう場合は大体何かやばいことをやっています。
被害者女性が頻繁に連絡を取っていたのがロシアンマフィアの重要人物の息子であるニック・コズロフ。疑いが濃い容疑者です。
FBIがやってきて、この事件は国家機密に関わるため捜査を引き継ぐと言い、一方的に捜査資料を持って行ってしまいました。どうもニック・コズロフは父親の絡みもあるのでこの事件で逮捕させるわけにいかないようです。
奪っていったのはFBIのシムズ捜査官とブラックバーン捜査官ですが、結局ブレンダに再び捜査権を返す羽目になります。しかもブレンダにちょっと騙される。これで恨みを買ってしまいました。
FBIと言えばフリッツですね。ニックの件でブレンダと対立してしまいました。