クローザー シーズン1 9話「刑罰の境界線」

こんな話・あらすじ

不法入国してメイドとして働いていた女性が殺害される。容疑者と目された男はブレンダ達が訪ねていったその場で自殺してしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

早々と浮上する容疑者

不法入国していたメイドの女性が暴行され殺されたという事件が起き、殺人特捜班が捜査に乗り出します。殺されたマルタという女性は母親と共にメイドとして働いていたようです。

彼女らが働いていた家の住人から話を聞きます。この家の母親の方が主に応対し、息子が口を挟んでいます。息子の口の挟み方が怪しいなと思っていたら、夫の方も妙な態度があってこっちも何か知っていそうです。

家の息子の証言と、近辺の性犯罪者を基本線に割り出された容疑者がおり、家まで事情を聞きに行くと何と自殺してしまいました。これがまだ序盤なので、メタ的に見ると真犯人は別にいるという可能性が高いですね。
この早い展開で得をするのはやはり息子ではないでしょうか?彼が見たことがあるという男という条件で容疑者だったのですから。

プロベンザ警部補は容疑者の死亡により捜査を打ち切ってはどうかと言います。人手不足ということもあってガブリエル巡査部長もそれに賛同。しかしそれでは犯人の思うつぼなわけで、ブレンダは捜査の続行を指示します。

捜査の過程で、殺されたマルタのいとこが不法入国の手引きをしていたことがわかります。そういうのを専門にして仲介料を取るプロの案内人の存在が明らかに。

嘘がブレンダに通じない

死んだ容疑者の母親が激高して捜査本部にやってきました。どうも彼女の話を聞いているとやはり犯人ではないように思えてきます。そもそも性犯罪で捕まったのすら彼女は冤罪だと言っています。こちらはまあ、眉唾ですけれどね。と思ったら、彼が趣味で撮っていた写真はやらしさもなく、まともな風景写真でした。こりゃあ冤罪ですかね。プロベンザもタオもびっくりです。

マルタは勤務先の家の中で殺された可能性が出てきて、捜査班が調べます。焦っているのは息子と父親。こそこそ連絡を取り合っています。
家の捜索が終わる前に夫の方が根を上げて、ブレンダに取引を持ちかけてきます。マルタと関係を持ったことを告白してきたのでした。前に雇っていた家政婦とも関係を持っていたということで、とんでもない奴ですね。
さらに、情事の後で揉めてマルタが事故で亡くなったと言います。それだとお話が成り立ちませんから、嘘ですよね。

細部のつじつまが合わない話を繰り返す夫。ブレンダはその矛盾から犯人は別にいるとすぐに気づいたようです。以降はいよいよ真犯人を追い詰めにかかります。
割と犯人がわかりやすい回ではありましたが、やはり追い詰め方が面白いですね。

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