クローザー シーズン1 8話「愛情の形」

こんな話・あらすじ

ゲイの男性が殺されるという事件があり、情報をフリンが強盗殺人課に流した結果、テイラー達が焦って容疑者を逮捕してしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

テイラーに尻尾を振るフリン

今回はゲイの男性が殴られて殺されたという事件です。
1人の人物がヤバいことをやらかす回でもあります。まあその上司もそうなので2人かもしれませんが。

事件現場の周辺ではバットを持って強盗している男がいたことで通報がされており、犯人らしき男の似顔絵もありました。
ゲイ差別者が起こした殺人だとすると、ヘイトクライムの可能性が出てきます。

ブレンダは飼っていた猫の体調が思わしくないということで、現場に遅刻してきます。なんと猫を連れてくるという無茶苦茶なこともやっています。ガブリエルの計らいで他の捜査員が動物病院へ連れて行きます。その捜査員が「猫の手も借りたいでしょうけどね、ふふふ」とかジョークを飛ばしたらブレンダは引いています。お前が持ち込んできたのに何引いてんだと思います。

大きくやらかしてしまうのがフリンです。この殺人事件について有力情報の電話が入り、それを受けたのがフリン。ところがブレンダ達の殺人特捜班で働いておきながら、この電話を、テイラーのいる強盗殺人課に回してしまうのです。事件をつながりのある強盗殺人課の手柄にし、ブレンダの失脚も目論んでいるのでしょう。

ブレンダは捜査状況を聞きたがる議員に対し、慎重な捜査を心がけていることを話すのですが、それと対比するように容疑者を荒っぽく逮捕する強盗殺人課の姿が流れます。

暴走する強盗殺人課

ブレンダの持ち込んだ猫は実はメス。ブレンダはずっとオスだと思っていて、毎回フリッツに訂正されています。その猫が子どもをたくさん産みました。つまり体調が悪そうに見えたのは妊娠して出産間近だったからですね。

猫に関してはえらくほのぼのした雰囲気がありますが、事件の方は切迫してきます。ブレンダが部下に指示を与えるのですが、フリンに命じたのは電話番。タレこみがあったらテイラー警部に取り次ぐのが仕事でしょうと言いきるのがなかなかスカッとする展開。

テイラー達強盗殺人課は暴走し、先に捕まえた容疑者を証拠もないのに犯人扱い。薬の中毒になっている容疑者に、自白すれば薬の禁断症状を和らげてやろうと脅迫してきます。凄いやり口です。

一方捜査を続けていたブレンダ達は新たな証拠を発見していました。そして真犯人逮捕へ。
警察内の善悪の対比がはっきりしていて、最後に胸がすっとする展開です。まあポープが計画通りみたいな顔をしているのが少し気に入らないところではありましたが。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加