クローザー シーズン5 14話「本当の姿」

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こんな話・あらすじ

ブレンダたちはある殺人事件の再捜査をすることとなるが、当時容疑者に自供を取ったプロベンザの相棒が退職しており、さらに性転換していたことで裁判の証言台に立てなくなってしまった。

キャラクターの動きや注目シーン

まさかの性転換

スキー旅行に行く準備をしていたブレンダとフリッツのところにポープ副本部長とホッブズ検事が訪れます。
担当事件の裁判の準備はできているかという確認です。

何も知らないようなブレンダでしたが、話を聞いてみると薬物検査機関の不正が明らかになり、そこが担当していた殺人事件の判決が無効となってしまったのです。ドリス・オズグッドという女が末期癌患者から金を巻き上げてモルヒネの過剰投与で殺害したという事件があったのですが、その再捜査を重大犯罪課は頼まれていたのでした。

テイラー警視正から連絡を受けていたのはプロベンザ警部補でした。その話をブレンダに伝えていなかったので彼のせいですが、一応プロベンザなりに簡単に処理できるだろうと考えていたようです。
ジョージというかつてのプロベンザの相棒が当時ドリスから自供を引き出しており、今回も再びジョージが証言台に立つからすぐ解決だろうということです。

ジョージと待ち合わせておりプロベンザとフリンが向かいます。ジョージがいかに有能だったかを語るプロベンザに、今の相棒のような立場のフリンはしかめっ面です。そこにジョージが登場するのですが、なんと女性の姿になっていました。性転換したそうです。

プロベンザの葛藤

性転換自体が悪いわけではもちろんないのですが、ドリス側の弁護士がジョージの性別のように彼(彼女)の証言も不確かなものだと攻めてくることが懸念されるため、ジョージ自身が証言台に立つことが難しくなってしまったのでした。

ジョージの変わった姿を見てかつての相棒であるプロベンザは動揺を隠しきれません。捜査に協力しようとするジョージを突っぱねたり皮肉を言ったりと、現実を受け入れられないように見えます。
ジョージを自分の家に泊めることになり、そこでも不満げな顔を見せてしまいます。

男の姿で証言台に立てと要求しますがそれを聞くジョージではありません。口論になる2人ですが、姿や仕草が変わっても自分は自分だというジョージの発言に対して何かに気づいたプロベンザ。これが捜査の大きな進展をもたらすのでした。

最終的にジョージが男性の姿になってドリスに相対しますが、おとり捜査のために男性の姿をしているということで自分を納得させたようです。うまいことやりますね。

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