クローザー シーズン4 7話「東ロサンゼルスの悲劇」

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こんな話・あらすじ

サンチェスの弟が銃撃されて命を落とす。ブレンダ達が全力で捜査するが、家で休むよう言われたサンチェスが独断で動き出す。

キャラクターの動きや注目シーン

サンチェスの弟初登場

今回はレギュラーキャラの身内が亡くなるという辛い展開です。サンチェス捜査官の弟のオスカー。彼女と2人で街を歩いていたところを車に乗った何者かに銃撃されて命を落としました。過去のシリーズで出てきていたわけではないので、それほど視聴者からすると思い入れはありませんが、悲しみに暮れるサンチェスが気丈に振る舞っている様がなおさら悲しく見えます。

殺人特捜班の面々も病院にやってきました。タオ警部補は奥さん連れサンチェスとは家族ぐるみの付き合いだったようですね。ポープやテイラーも来ており、全力で犯人を見つけ出すことを誓います。
身内を亡くしたサンチェスはしばらく休む必要があると判断され、ブレンダが彼を捜査から外すのですが、そう言われておとなしくしているサンチェスではありませんでした。

オスカーの彼女のエレナは何か知っているようですが、報復を恐れているのか核心的な情報を話したがりません。サンチェスは自宅で休む指示を無視してロス市警にやってきて、エレナへの取り調べを勝手に聞いたりしています。ブレンダもさすがに怒り出し、少しおとなしくなって帰りました。

サンチェスの隠れた協力者は

オスカーを撃ったのは誰かも不明で、一部ではギャングの犯行ではないかと考える者もいますが、ブレンダはそうした先入観を嫌います。
と、なぜかリカルド・ラモス記者が登場。何しに来たのかと思ったら、他の銃撃事件の捜査に比べて今回はやけに熱心に捜査をしているものだと嫌みを言いに来たみたいです。警察官の身内だからだろうと。若干の論戦があったところでマスコミ対応担当のテイラーがやってきて選手交代となりました。

ギャング関係の有力情報が入り、ブレンダやプロベンザが向かっていったのですがやはりここにも現れたサンチェス。暴力で脅して証言を得ようとする姿勢がついにブレンダの捜査方針と対立します。この方法で集めた証拠では、裁判で弁護士に全て無効にされる恐れがありますから。

サンチェスがギャングの元に現れるためにはどこかからその情報を得なければなりません。捜査本部の中に情報を漏らした人物がいるわけです。まあ予想通りタオでした。仲が良いですからね。

最終的に判明した犯人は意外な人物でした。人物の相関図的には意外なのですが、描写からすると不自然にその人物が目立つシーンがあって、なんだこのシーン?と思いました。わざわざ椅子に座るというだけのシーンなのですが、そんなシーン入れなくてもいいのですから。そしたらやはりその人が犯人。しかも動機がまたひどいもので、殺されたオスカーも身内もやりきれない話となってしまいました。

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