クローザー シーズン3 9話「告発の余波」

クローザー 3rdシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

犯人を射殺したブレンダは精神科医により捜査復帰が遅らせられる。代わりに記者の取材へ応対するため車に乗っていたところを銃撃され、死者も出てしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

ブレンダの車が銃撃される

前回は犯人に襲われ、抵抗した結果射殺してしまったブレンダ。こういう場合精神科医の鑑定を受けることが必要のようです。精神的に全然影響ないと語るブレンダでしたが、精神科医の診断では当分仕事に復帰できないとされてしまいました。

仕方がないので事件は殺人特捜班の他のメンバーに任せ、自分とガブリエル巡査部長はリポーターのグレッグ・ピアソンが行う密着取材の応対をすることになりました。

同時にとんでもない事態も動いています。ブレンダの両親が彼女を訪ねて家にやってくるのですが、ブレンダが不在の状況のためフリッツが1人で迎えなければならないのです。母親はともかく、父親の方はフリッツは会ったこともありません。しかも婚約したことも内緒にしておけとブレンダが言うため、話題が全くありません。なぜ自分がブレンダと住んでいるのかをどう説明すればいいのでしょうか。

ブレンダとガブリエル、リポーターのピアソンとカメラマンの4人が乗った車で質問に答えたりしている最中、突然銃声が響きます。車が銃撃されたのです。その結果ピアソンが死亡しカメラマンは重傷。ブレンダとガブリエルは無事でした。

家ではブレンダの両親が到着。フリッツが賢明に場をつないでいるところで血に濡れた服を着たブレンダが帰宅。両親に心配をかけたくないと、事件について内緒にしようとするブレンダ。この人は何でも内緒にしようとしていますね。ですが警護のためのスワット隊員もおり、ブレンダの母は隊員から何が起きたのか聞き出してしまいました。

父親の助言がブレンダを救う

ブレンダは自分が巻き込まれた事件ですが、自ら捜査することができず苦悩していました。
ですが「動いちまってから謝る方が、許可を待ってるよりずっと簡単だぞ」と、いいことを言ってブレンダが動くのを促したのが父親のクレイ。さすが父親ですね。

クレイの助言を受けて吹っ切れた顔で捜査に戻ったブレンダ。ここからはキレのある物言いで犯人を追い詰めていきます。「私を殺そうとしたわね」と詰め寄るあたりは絶対的な強者の風格が出ています。

わざわざエレベーターの中で尋問し、ハッタリをかましつつ言いたいことを伝えて犯人の自白を引き出しました。自分の乗った車を銃撃した犯人に対して、なぜ自分が命の危険にさらされなければならないのかと恨み節をぶつけたのは自供させるのもあったのでしょうが本音も混じっていますよね。

最後にはブレンダ自らが両親にフリッツとの婚約の件を話し、祝福ムードに。よかったよかった。ここしばらくは苦しい展開でしたからね。

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