こんな話・あらすじ
パトロール中の警官が射殺された。レイダー警部も警官発砲の調査のためにやってきて、ブレンダと共に事件の捜査にあたる。
キャラクターの動きや注目シーン
ブレンダとレイダーの共闘
パトカーに乗っていた警官が銃撃されて殺害されました。アサルトライフルでかなり激しく撃たれたようです。そして容疑者らしき男性もその場で死亡していました。
撃たれた警官は応戦して発砲していました。ということはそれを調査するFIDのレイダー警部がやってくるということです。警官殺しの事件なので早く捜査を進めたいブレンダに対して、まずは警官の発砲が妥当な行為だったのかを精査するレイダー。
前にガブリエルが巻き込まれたときにもレイダーの介入により苛立ちながら捜査したブレンダですが、今回もそうなるんですかね。レイダー側も信念があってやっていますし、言い分も納得できるところがあるので悪役とならないのが面白いところです。
容疑者と目された男性宅へブレンダもレイダーも共に行ったのですが、あくまで遺族に事件のことを伏せた状態で情報を得ようとするブレンダに対して、レイダーはさっさと男性の死を告げてしまい、結果として全く協力を得られないまま一行が家から追い出されそうになってしまいました。
ブレンダに学ぶことは多いようだ
事件の証拠をレイダー達のFIDが先に調査するという名目で持って行ってしまったために、ついにブレンダがブチ切れてしまい、ポープが仲裁に入ることになりました。
このときフリンがレイダーに対して激怒していますが、のちの「Major Crimes」での2人の関係を思うとちょっと面白いです。
警官殺しの件でロス市警全体で気合が入っています。ブレンダがそれをうまく先導して皆の士気を高め、警官達がワーワーと言っているところでレイダーに演説を引き継ぎ。ですが盛り上がっている警官達は彼女の話をなかなか聴かず、プロベンザが声を張り上げて助け船を出すという、レイダーにとってはちょっとかわいそうなシーンも。
今回はブレンダの捜査のうまさを強調した回なのか、レイダーがその捜査方針を意外そうに見たり驚かされたりするシーンが多いですね。レイダーも有能なのでしょうが今回は少し押され気味に思いました。
ついに有力な犯人2人が見つかりますが、1人が警官に怪我させられたと訴えたためレイダーが先に尋問することに。そこですぐに弁護士を呼ばれたために自白を得るどころではなくなります。
ブレンダはその状況も逆手に取り、取調室での自白を取るのを諦めて別の手段で自白を引き出すことに成功しました。今回はブレンダの作戦がズバズバ決まっていて気持ちよかったです。