クローザー シーズン5 13話「人生の落とし穴」

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こんな話・あらすじ

幼い少年が射殺され、重大犯罪課はギャングの後奏によるものと考えて捜査するが、事件は意外な展開を見せる。

キャラクターの動きや注目シーン

少年が射殺される痛ましい事件

今回はフリッツが猫を拾ってきたというところから始まります。何か企んでいるかのような表情が見物ですね。
前の猫を亡くしてから落ち込み気味だったブレンダですが、新たな猫がやってきてまた心境の変化がありそうです。一応フリッツが拾ってきた猫なので名前をつける権利はフリッツの側にあるとか。

事件の方は少年が射殺されたというものです。小学生のようですね。ギャングの低年齢化に伴ってその抗争が少年にまで及んでいるという見方です。

父親が過去に服役していて、兄は現在も服役しているという家族構成のため、フリン警部補などは家庭環境の悪さとかから殺された少年も今後犯罪者になるだろうという問題発言。
ギャングの関係者2人が射殺されるという事件もあり、複雑になっていきます。

あとガブリエルは昇進したのか刑事巡査部長という肩書きになっていました。あまり待遇に変化はなさそうに見えますが。

よくわからない展開に

割と容疑者というか、なぜ少年が殺されたのかが早く判明します。過去に殺されたギャングに暴行されていた女性がおり、その指紋が少年の射殺現場から見つかります。
ということはもうこの女性が犯人なのかと思わされますよね。しかし小学生がこれで殺されるかどうかがよくわからないところです。

今回の半分ぐらいで少年が殺された動機がわかってしまいますが話は続きます。この暴行を受けていた女性が嘘をついたとかいう展開も予想しましたが、マジな被害者ですので虚偽の証言とも思えませんでした。

殺されたギャング2人についてまだわかっていませんでしたので、捜査が続いているわけです。ここから先はちょっとわかりにくいですね。生きている登場人物が少ないので犯人もわかりやすくはなっているのですが動機がわかりにくい。

一応ブレンダが犯人から自白を取る形にはなりましたが、どうもすっきりしない結末。そもそも死んだ小学生もギャングじゃないのに殺されたというわけではなくて、これでは実際ギャングじゃないですかね。特に彼の名誉回復はありませんでした。そもそも回復される名誉もない。

暴行されていた女性も精神的な回復にはほど遠い状態で、ひたすら陰鬱な話でしたね。ただ40分ちょいの時間帯でまとめるには難しい内容だった気もします。

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