こんな話・あらすじ
少女が連れ去られ殺害されるという事件が起きた。犯人と思われる男をガブリエルが怒りのあまり暴行してしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
怒りが抑えられないガブリエル
今回は子どもが行方不明になるという事件。ルビー・ウィリアムズという黒人の少女です。ガブリエル巡査部長は同じ黒人だからか、子ども好きなのか、かなり気合が入っています。
不審な車がいくつか目撃されており、乗っていた男が怪しいとみられます。あっさりその男が発見されて連行されていきました。今回は犯人が見つかるのが非常に早いですね。始まってまだ10分ちょい。
このロジャー・スティンプルという男は過去にも性犯罪で捕まったことがあり服役。仮釈放中でした。どうも被害者意識が強く他罰的です。ブレンダは男に理解を示すようなそぶりを見せつつ、情に訴えるという戦法で自白に持っていこうとします。
と、取り調べの途中でガブリエルが激高。そんな状況でもブレンダはいったん取調室を出て捜査の進展確認に行きます。部屋にはガブリエルとスティンプルの2人だけになってしまいました。あああ。いいんでしょうかねそれで。
スティンプルが挑発的なことを言い始めて不穏な空気になり、モニター室のプロベンザは録画を止めさせます。
テイラーのスッとする作戦
公園でルビーの遺体が発見されます。ガブリエルはここで再び激怒。わめき散らします。気持ちはわかりますが怒りすぎで、周りが引くほどです。
ブレンダはスティンプルの顔にあざができているのを見て、取調室で何があったのかを察しました。ガブリエルも反論しますが、裁く権利のないガブリエルが私刑を加えることなど認められるはずがありません。追って沙汰することになりました。
ガブリエルと付き合っているダニエルズ捜査官は彼の処遇を気にしてやたらとブレンダに話しかけてきます。前回ブレンダの化粧や服装を酷評しておきながら、こういうときにはすり寄ってくるんですかね?まあ前回のは冗談もあったのでしょうが。
犯人がわかっていて遺体も発見されているのですが、まだまだ終わりではありません。暴行の末に引き出した自白が証拠に使えないからです。
いったん容疑者はテイラー警視正の預かりとなりました。このテイラーがなかなかの手を使いますね。性犯罪者を他の犯罪者達と一緒の房に入れたのでした。性犯罪者は刑務所内のカーストが低いようで、テイラーのもくろみ通りスティンプルは他の犯罪者にボコボコにされて怯えきり、ブレンダに助けを求めてきます。これだけやってくれると結構胸がスッとしますね。
ブレンダはなだめたり脅したりとテクニックを使ってスティンプルの自白を引き出そうとします。こうなってくるともうワンサイドゲームですので安心してみていられました。ガブリエルの処遇は気になりますが、最後に少し意外な展開もあって終了します。