クローザー シーズン2 10話「守るべき家族」

クローザー 2ndシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

ポープと別れる妻との親権争いで証言のために呼ばれたブレンダだったが、ポープとの過去の関係を蒸し返されて答えに窮する。ポープは過去にも出てきた凄腕の弁護士を雇う。

キャラクターの動きや注目シーン

ポープとの過去を蒸し返されるブレンダ

今回はいきなりブレンダが宣誓するところから始まります。ポープ副本部長の離婚に際し、子供の親権ポープか妻かどちらが取るかを決めています。ブレンダはポープの人柄を証言するために呼ばれたのでした。
まともな内容かと思いきや、いきなりあいてがわの弁護士から、ポープとの過去の関係について蒸し返されてしまいます。ポープが今の妻と出会う前の関係だったようですが、ブレンダとの関係は誠実であったとは言えないという形で攻めてくるのが向こうの手のようです。窮地のブレンダでしたが事件を知らせる電話があって中座。

ローリーという女性の家で頭を撃たれた女性の遺体が発見されました。娘のジェニファーが被害者とみられます。ローリー自身は健在だったことが後からわかります。

あの弁護士が再登場

ブレンダとポープの話も気になりますが、結構印象に残る事件でもありました。殺されていた女性はジェニファーではなくマリアンという女性。素性はよくわかりません。

ジェニファー本人は麻薬所持で何回も捕まっており、ちょうど施設から出てきたばかりでまたもめ事を起こして捕まりました。ロス市警の麻薬課にいるリオスとパイクという2人が、ジェニファーを麻薬関連の捜査のおとりに使っていたことが明らかになります。2年にわたっていた割に売人の名前すらわからないということで成果はなし。無駄な時間でしたね。意外と無能っぽい2人でした。

ジェニファーの身元引き受けに父親と母親のローリー、兄のサミイがやってきました。ジェニファーの麻薬問題は家族の悩みの種で、皆参っていました。勘当状態にしていたそうです。

ポープ関連に戻ると、窮地のブレンダのためにポープが敏腕弁護士を雇いました。その名はトム・ブランチャード。シーズン2の6話にて、セレブの弁護士を務めていた人物です。
事前のブレンダとの打合せで、ブレンダがある組織に属していたときにポープと知り合ったという興味深い話も聞けます。
ブレンダの証言が再開。相手側の弁護士の攻めをあっさりと押しとどめ、自分の主張を通してから席を立つ様はさすがの敏腕ぶりでした。またたまに出てくればいいのに。

マリア殺害事件では意外な人物の意外な犯罪が明らかになり、さらに別の犯人も明らかになります。犯人が諦めたようにジェニファーをなじりながら自供するところは、なんとなく聞いていて心地よいものがあります。ジェニファーはどうしようもないですね。私もムカついてきましたし。あと怠慢だった麻薬課についても嫌みを言うのが痛快でした。

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