こんな話・あらすじ
殺人特捜班は一家複数人が殺害された事件を捜査するが、予算削減のお達しがあって思うように捜査が進められず、さらには人員の削減を宣告されてしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
プロベンザに引退勧告
新シーズンの第1話は1時間ほどの尺が取られており、少しいつもより長いです。
冒頭は事件現場の状況を撮影しながら、殺人特捜班のレギュラーメンバーが名前を名乗って報告をするという構成となっており、これを見れば今シーズンから見始めた人でも名前と顔を覚えられるというわけですね。
殺害されたのは一家の夫婦と子ども。結構陰惨な事件で、ブレンダ達に頑張って解決してほしいところです。しかし最近予算削減のお達しが上から出ており、ロス市警では残業禁止や経費削減に取り組まねばならなくなりました。民間企業みたい。
ポープ副本部長からそれを強く言われ、さらに人員削減を言い渡されます。ターゲットになったのは一番のベテランであるプロベンザ警部補。ポープは引退勧告しろとブレンダに迫るのですが、当然のごとく反発されます。逆にわざわざ飛行機移動して経費を使いまくるというヤバいことをやるブレンダ。見てる分には面白いですね。
テイラー警視正あたりが親身に相談してきてくれるのかと思いきや、彼は目をかけているガブリエルを自分の強盗殺人課に引き入れようと考えているようです。なかなか狡猾。
あとブレンダはフリッツとの同棲にあたって新居探しもしなければならないのですが、変化を嫌う性格でペンディングし続けていたためにフリッツを怒らせます。
珍しく納得できる動機
殺害された男性は二重生活をしており、別の地に家庭を持ち偽名も使っていたという結構とんでもないことをしていました。そういう願望がある人もいるのでしょうが実現させるのは凄い。
今回の犯人の動機は嫉妬によるところが大きいです。二重生活していた男性がはらんでいた問題が顕在化してしまったのでした。それについて問い詰められて、その男性が犯人に発した一言がひどすぎますね。精神崩壊もやむなし。私でもブチ切れそうですし。
結局ガブリエルの気さくによって、殺人特捜班は予算確保ができたようです。さすが政治にも興味を持っていた彼ですね。ポープからも官僚的発想と褒められました。ガブリエルはなかなかやりますね。
プロベンザ警部補もめでたく続投となりました。よかったよかった。しかしポープがプロベンザを引退させたがっていたことは本人に聞かれてしまいましたね。次回以降火種にならなければいいのですけれど。