クローザー シーズン2 7話「死に至るウソ」

クローザー 2ndシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

ポルノ男優が殺され、司法解剖の結果HIV陽性だったと判明した。犯人は被害者に病気を感染させられた人物の可能性があり捜査が開始される。

キャラクターの動きや注目シーン

ガブリエルに意外な彼女

今回の話はかなりの鬱展開です。序盤を見ただけでどういう話なのか思い出され、ああこの人不幸になるんだよなとこちらも憂鬱になってきます。

序盤はそれを感じさせないような職場恋愛の話です。ガブリエルがいきなり、ダニエルズと一緒に食事に行っているんですということをブレンダに言ってきます。めんどくさそうな話ですね。ダニエルズは少し前の事件で元彼を殺されており、そこにガブリエルがつけ込んだりしたのでしょうか。傷心の彼女を慰めたりして。しかし仕事中も露骨にダニエルズの意見を褒めたりして、しょうもないです。学生みたいですね。

事件の方はポルノ男優が殺されたという内容。司法解剖されたところ、被害者はHIVに感染していたことが判明します。ということは仕事で絡みのある女性に次々と感染させていたということになってしまいます。

被害者の妻があまりに気の毒

被害者の妻のところへ死亡告知をしに行くブレンダとガブリエル。妻は幼い子ども2人の世話でてんてこ舞いの状況で、さらに夫が殺されたことを聞いて悲惨な状況に追い込まれます。個人的には今回最もかわいそうなのが彼女です。彼女によると自分はHIVの検査を前に受けて陰性だったと言っています。

被害者はHIV陽性だったことを知っていてさらに仕事で他の女性に感染させていたのか、そうであるならばそれを恨みに思った女性が彼を殺したのか、という流れで捜査が行われていきます。
しかし序盤で示された推理は否定されるのがドラマですから、この方針も途中から変わっていきます。被害者は自分がHIV陽性だったことを知らなかった可能性が出てきたのです。

最終的に彼を殺した犯人は明らかになりますが、彼と性交渉したことでHIVに感染した被害者が10人以上に上るというひどい結果に。そして被害者の妻も感染者の1人として名前が挙がってしまいそこで話が終わりです。これでは幼い子どもを抱えた妻はどうしたらいいのでしょうか。それを考えると憂鬱でやりきれません。夫は殺されてしまっています。

あとブレンダが妊娠したのではないかという展開も少しあるのですが、シーズン2の真ん中ぐらいと言う割と半端な時期で、そういう主役が長期で休養するような重大な状況にするだろうかと思いながら見ていました。やはり勘違いだったようです。

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