こんな話・あらすじ
ブレンダとフリッツの結婚式が行われる前日だが、殺人事件が起きてブレンダは現場に赴く。
キャラクターの動きや注目シーン
どちらかが異動する
シーズン4最終話。破局したガブリエルとダニエルズの関係は、もはやどちらかがどちらかの目の前から消えなければ収まらないところまで来ていました。事件現場でガブリエルが発したジョークをダニエルズが取り合わなかったことでついに互いが激怒。ダニエルズがガブリエルを平手打ちし、ガブリエルは報告書に書いてやるつもりだと怒りが収まりません。
前回ポープが言っていた人材不足の犯罪操作部への異動の件、プロベンザがついに2人にどちらかが行くべきだと告げます。
結局ダニエルズもガブリエルも異動願いを出したことがポープから語られます。残念ながらシーズン5ではどちらかがいなくなっていそうですね。
ブレンダとフリッツの結婚
今回はブレンダとフリッツの結婚回でもあります。結婚式前日、前回出てきたフリッツの妹クレアと、ブレンダの両親もいて式の段取りをしています。そんな中でもブレンダとフリッツは抱えている事件があり、しばしば席を外さなければなりませんでした。
ブレンダの部下達は彼女に負担をかけないように、ブレンダに事件のことを連絡せずに捜査にあたるという殊勝なところがありました。式場の準備もクレアや両親が頑張ってくれており、結婚する2人へ配慮してくれています。皆が協力的な回は珍しいですね。
ですがホテル近くで事件があって、結局ブレンダが現場まで来てしまいました。デートクラブに強盗が入り、支配人を銃撃して逃走したという内容。割と早い段階で疑わしい人物が出てきて、そのまま犯人という回でした。ブレンダの周囲の出来事から自供を取る方法をブレンダが導き出すという流れはいつも通りです。結婚式がメインなので、事件の方はあまりひねらなかったのでしょうか。
式の直前にブレンダ宛てにロス市警の皆のビデオメッセージが収録されます。それぞれが祝福したり自身の経験から結婚観を語ったりといろいろあって面白いです。サンチェスがいきなり「妻が死んだのは6年前です」と言い出すのは、どうしたのかと心配になりました。ガブリエルとダニエルズは自身の異動のことを念頭に置いてか、今までありがとうございました的な内容なのも興味深いですね。
式では準レギュラーの人の顔もあったりしました。
ブレンダがフリッツに自身の抱える不安を吐露するシーンもありましたが、最後は甘いものをバクバク食べるブレンダのカットで終わりです。シーズン5も楽しみです。