こんな話・あらすじ
人のオーラが見えるというフリッツの妹が登場。ブレンダが抱える事件に首を突っ込んでくる。
キャラクターの動きや注目シーン
うるさい妹
前回はストロー弁護士にぐちゃぐちゃにかき回されて疲弊したブレンダ。今回はその続きかと思いきや、まったく別の話です。
フリッツの妹であるクレアが登場。ブレンダの父親はクレイですから紛らわしいですね。落ち着いた雰囲気のフリッツに対してやたらとテンションが高いのがこのクレアです。
しかも人のオーラが見えるらしく、予言もできるんだそうで。その能力を生かして警察の捜査に協力しているとか。今回のタイトル「クレアの千里眼」とは彼女が立ち上げた会社の名前です。
フリッツによると彼女は飽きっぽい性格です。ブレンダはクレアが前にヨガのスタジオをやっているというのを知っていましたが、それは飽きてやめたようです。その前はガラス職人だったとか。いいですねえ自由で。私もこんな感じで興味を持ったことに次々手を出してみたい。
一人でやっていればかわいいものですが、人を巻き込むのが玉に瑕。予言に関してもすでに兄にガセネタをつかませたことがあるそうです。湖に炭疽菌がばらまかれるという予言をしてFBIが出動する騒ぎになりましたが、結局何も起きなかったと。迷惑な話です。
重大犯罪課人員削減の危機
破局したガブリエルとダニエルズの仲は今も冷え切っており、仕事中にいがみ合う始末。さすがに他のベテラン捜査官もうんざりしているようです。そんな中でロス市警の他の部署で相次いで退職者が出て人手不足になっており、重大犯罪課から誰か異動になる可能性が生じました。
ブレンダはそれを拒みますが、プロベンザがなかなか冷静に部署全体を見ていたので感心しました。怪我で休んでいたサンチェス、しばらく研修に行っていたダニエルズ、訓練で一週間いなかったガブリエル。重大犯罪課は誰かしらがいない状況が続いていたのですが、客観的には事件の解決自体は問題なくできており、1人抜けても大丈夫そうに見られていると言うのです。なるほどと思いました。実際に自分の会社でもそういう風に人員配置を考えていそうです。
さて事件の方ですが、超能力者が出てくるとだいたいパターンが決まっています。完全にインチキでたまたま言ったことが当たっているだけか、ほとんどインチキ扱いされますが少しだけ事実を言い当てるか。このどちらかだと思います。
クレアの場合はタオだけが彼女の能力を信じている状況でほぼ誰も期待していませんでしたが、終盤に少し活躍のシーンがありました。最後に自分の失敗を認めたのは偉いです。しかし占いに飽きて別のことを始めようという、何だったのかこの話という結末。もう勝手にしてほしいです。