クローザー シーズン3 7話「行き違った思い」

クローザー 3rdシーズン 前半セット (1~7話・3枚組) [DVD]

こんな話・あらすじ

ギャングの一員とおぼしき青年が射殺される。ブレンダは心身の不調で周囲に怒鳴り散らしながらも捜査を続ける。

キャラクターの動きや注目シーン

果たしてギャングの抗争なのか

前回は妙にコメディーチックな話でしたが、今回は暗い雰囲気です。背景にずっとギャングの抗争があります。ポープやテイラーもピリピリしています。本来ギャング同士の殺人事件となると殺人特捜班は出てこないのですが、解決重視ということでブレンダ達の出番になりました。

25口径で若いギャングの一員とおぼしき青年が撃たれて死亡。その前にもギャング同士の撃ち合いで死者が出ています。死んだ青年ジェシーの母親は麻薬中毒。ジェシーも売人だったのかもしれません。
黒人とヒスパニックの抗争がこの周辺で後を絶たないということで、やたらと物騒ですね。

ポープやテイラーはこれはギャング同士の抗争であり、犯人もギャングだろうと決めつけているのですが、ブレンダはあくまで先入観を持たず他の線でも調べています。そういうところが偉いですね。

今回は後述しますがブレンダがかなり怒りっぽく、出てくる人物が次々と叱責されていきます。犯人はもとより、報告が遅れたプロベンザ、麻薬中毒の母親、尋問されているギャング、ブレンダの意に沿わない指示をするポープ…次々と怒られていくのが痛快なような恐ろしいような。

ブレンダの様子がおかしい

ブレンダは前回あたりから体の調子がおかしいようです。やたらと暑がったり、感情の起伏がいつもより激しかったりします。殺人特捜班のメンバーも彼女の異変を察知していますが、誰がブレンダ本人に理由を聞くかで牽制し合ったりします。

冒頭では医師の診察を受けに行っていました。ブレンダ自身はストレスから来る不調だと思い込みたいようですが、思い込みは危険だとフリッツに諭されました。

結局、報告の際にヘラヘラしていて怒られたタオがその流れでブレンダに尋ねますが、本人も医者の診断待ちで原因がわかっていないのです。答えられません。
今回の話では診断結果はわからず、次回へ持ち越しとなります。もしかして妊娠か?とも思いますが、それだとこのシリーズが終わってしまうのではないでしょうか?となると妊娠じゃないんじゃないのかも。

事件の方は結構犯人がわかりやすく思いました。私だけでしょうか?あまりストーリーの進行上必要がないのにやたらとブレンダ達の周囲に現れる人物がいるのです。何度も何度もブレンダに訴えかけるのがやけに不自然。

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