ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 9話”ベイラー大聖堂”

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

こんな話・あらすじ

ドスラクのカール・ドロゴは傷が化膿して瀕死に。デナーリスは怪しい魔術で救おうとする。キングズランディングではエダードの処刑が執行されようとしていた。

キャラクターの動きや注目シーン

エダードの早すぎる死

今回もレギュラーキャラが1人死亡します。話の最後の場面ですが、最も強烈な出来事でしたので最初から書いておきますと、エダードが処刑されます。
タイトルの「ベイラー大聖堂」というのは処刑の場。城から脱出して浮浪児状態のアリアが、父のエダードに裁きが下ることを聞き、急いで駆けつけます。

その場には懸命にエダードを殺さないよう嘆願する姉のサンサ。そしてサーセイとジョフリーもいます。サーセイも少し意外なことに、エダードをナイツウォッチに加えて身分を奪って働かせようとしていましたが、新たに王となったジョフリーはそれすら生ぬるいといい、即座に処刑を命じたのでした。
一応序盤にヴァリスもエダードを助けようかというそぶりもしていたのですが、もはやあまりに味方が少なすぎ、あえなくエダードの最期となりました。

シーズン1は残り1話ですが、これから群雄割拠の時代の中心となりそうだったエダードが早くも退場。以前にターガリエン家のヴィセーリスも死んでいますから、世代交代が少しずつ進んでいるように思います。

ドスラクの長も危ない

そしてもう1人命の危機にある人物が。ドスラクを率いるカール・ドロゴです。前回奴隷の扱いを巡って仲間と決闘。圧勝かと思いきや傷を負っていました。これが化膿して、馬から落ちるほどに衰弱してしまいました。
仲間達はドロゴを心配するよりも、次の長は誰だとギラギラしています。デナーリスにも敬意が払われません。これは意外でした。じゃあ跡継ぎが生まれても、ドロゴが死んだ時点で跡継ぎも何もないってことになりますね。すぐに殺されるのでしょう。

デナーリスは傷を治せるとか言っていたミリ・マズ・ドゥールを呼びますが、手の施しようがない状態。とうとう魔術でなんとかしろと言い出します。
やってやろうとばかりにドロゴの馬が生け贄に殺され、それを止めようと出てきたドスラク人はモーモントに殺されて、そろそろ収拾が付かなくなってきました。ドロゴの運命やいかに。

ジェイミー達のラニスター軍と、ロブ率いるスターク軍はいよいよ闘いになりました。
ラニスター側に参加できたティリオンは、父のタイウィンから先頭集団で闘うよう言われて死を覚悟。ティリオンの口八丁も、父には通用しないようです。

シェイという娼婦を金で買い、ティリオンは最後になりそうな夜を楽しみます。その際に、初体験を経てある女性と結婚したかと思ったら、それは兄のジェイミーに全て仕組まれていたという、なかなか悲しい過去が明らかに。こうやってちょいちょい悲惨な目に遭ったりするので、彼は憎めないキャラになりつつあります。

あとロブ側が前回ラニスター側の斥候を捕らえながらも生かして帰したことがうまくいき、偽情報に踊らされたジェイミーの軍が破られます。いきなりジェイミーが捕まっているという凄い展開になりました。

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