こんな話・あらすじ
捕らえられていたティリオンは決闘裁判に勝利し窮地を脱する。ヴィセーリスはドロゴ達に黄金の冠を要求するが、ついに殺されてしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
ヴィセーリスの最期
今回、序盤から話を盛り上げてきた人物が死亡してしまいます。その人とはヴィセーリス・ターガリエン。デナーリスの兄ですね。
ターガリエンの復興を目指して妹をドスラクの元に嫁に行かせたあたりは思惑通りだったのかもしれませんが、問題は自身の粗暴な振る舞いが周囲に軽蔑の念を抱かせてしまったこと。皆が自分に跪いて物も与えてくるべきだと考えていたようですが、理想と現実の間にはギャップがありました。
しかしそのような状況は今回に限らず、前々から薄々わかっていたはずでした。馬に乗せてもらえなくなったりして露骨に馬鹿にされていましたし。仕方がないのでドラゴンの卵を盗み出して金に換えようとしたら、部下のジョリーにたしなめられて諦める羽目に。
最終的にヴィセーリスは、ドスラクの宴に入ってきて、その場でドロゴ達を剣で脅します。黄金の冠をよこせと迫り、ドロゴ達はそれに同意。
無警戒になったヴィセーリスに対し、ついにドロゴ達が暴力的な手段に出ます。両腕を押さえて、煮えたぎった金をヴィセーリスの頭にぶっかけます。これで黄金の冠だろうということで、ヴィセーリスはあえなく死亡。
毎回のように殺されそうなそぶりをしていたヴィセーリスですが、意外と早くその最期が来てしまいました。同じように、出てくるたびに殺されそうなことをしているのがロバート王です。死亡フラグを立てまくっているような気がします。
危ないロバート王
ロバート王はデナーリスの件で、負傷したエダードとの意見の対立は埋まりませんが、とりあえずティリオンの件でサーセイとエダードが揉めているのは仲裁します。しかしこれも結構強引で、力で黙らせようとします。皆の反感を買いつつある流れ。
城にいるのが嫌になってきたのか、狩りに出かけるロバート王。そこでも弟レンリーと揉め始めます。王が出かけている割に護衛がえらく少ないような気がしてハラハラします。これでは敵が十人ぐらいで襲ってきたら全滅でしょう。
危ない状況にありながらも、口と運でそれを回避したのがインプことティリオン。キャトリンの妹であるライサのところで捕らえられていましたが、門番の買収に成功。
ライサ達の前で裁判を開くように運びます。決闘裁判が行われることになり、つまりは自身かその擁護者が相手側に勝てば放免されるようです。前回活躍したブロンが擁護者となり、決闘裁判に勝利。ティリオンは窮地を脱しました。