こんな話・あらすじ
ブライエニーはジェイミーと別れ、催しとして熊と闘わされる。ロブは妻のタリサに子どもができたことを知る。
キャラクターの動きや注目シーン
人間はヒグマに勝てねェ
タイトルの女剣士とはブライエニーのことです。他に該当しそうな登場人物がいないのでわかりやすいですね。ジェイミーがタイウィンのところへ連れて行かれるのですが、ブライエニーは同行できず、ロックの所有物扱いです。ロックの上司であるルース・ボルトンが彼に与えたという形になっているみたいです。
ブライエニーの親はお金と交換で彼女を取り戻そうとするのですが、前にジェイミーから、ブライエニーを助ければサファイアをたくさんもらえると聞いていたロックは取引に応じません。自分の嘘でややこしくなってしまったことを悟ったジェイミーの顔が見物です。
タイトル通り熊が出てきて、それと闘わされているブライエニー。木刀しか持たせてもらえないので、さすがに勝てません。「なっちまえばいいじゃん羆(ヒグマ)に」といきたいところですが格闘漫画ではありませんので無理。ジェイミーが体を張って助けに入ります。ブライエニーと共に旅して囚われて、情が芽生えてきたみたいですね。
オシャの悲しい過去
ブラン達一行はジョジェンやミーラを加えて旅を続けています。ジョジェンがブランに予知夢について話しかけてばかりいるので、そういう話が嫌いなオシャがとうとうブチ切れ。最近怒りっぽいですねこの人。
しかしそれにも理由があり、かつて結婚していたオシャは、夫が死んでから蘇り自分を襲ってきたという暗い過去を語るのでした。壁の向こうなんかに行くとろくなことがないので、そこを目指させようとするジョジェンの話が嫌なのでしょうね。前回喧嘩していたミーラも神妙な顔をして話を聞いていました。
今回もいろいろありましたが特に悲惨なのがシオン。拷問が一息ついたのか、美人女性2人が介抱してくれます。ですが彼女らが服を脱ぎ出すというおかしな流れになり、これももちろん謎の男が仕掛けた拷問の一つ。女性と寝ることが多かったシオンのあれを切るという、最大級の屈辱を味わわせてしまうのでした。
あと兵団を手に入れたデナーリスは次の街であるユンカイに目を向けます。ジョラーからは別にほっといてもいい街だと言われるのですが、大量の奴隷がいることを知るとまた彼女の奴隷解放運動の始まりです。
降伏しなければ攻撃するという脅しから始まり、街からの使者との交渉が決裂したにもかかわらず、使者が持ってきた贈り物を返さずにドラゴンで脅すというヤクザみたいなやり方。デナーリスって当時の視聴者から人気はあったのでしょうか?
微妙に幸せを謳歌しているのがロブ・スターク。妻のタリサから懐妊を知らされます。こういうときはなかなか急に喜べなかったりするものです。私の場合は正月の2日に妻からいきなり「私妊娠したわ」と告げられて、喜びもありますがでかい責任がのしかかったなあと感じたことを思い出します。