こんな話・あらすじ
シーズン2最終話。各人の動向が描かれる。ドラゴンを取り戻したデナーリスはクァースを出て船で新天地へ。
キャラクターの動きや注目シーン
デナーリスの話は何かおかしい
ブラックウォーターの闘いが1話で終わり、シーズン2の最終話ということで前回出番がなかった人たちが次々と出てきて締めに入ります。
そんな中で個人的に気になったのがデナーリスのパート。まだクァースにいました。ドラゴンを何者かに奪われていましたが、どうも魔術師のパイアットの住む館にいるみたいです。パイアットがそんなことを言っていました。行ってみると古代遺跡みたいな塔。異国情緒が出ていていいですね。
中には入れたのはデナーリスだけで、ジョラーとかは外で待ちぼうけです。デナーリスはカール・ドロゴと赤ん坊の幻を見つつドラゴン3匹を首尾よく見つけ出しますが、そこにパイアットが現れてデナーリスを拘束。パイアットは何をやりたかったのかいまいちわからないのですが、もっとわからないのがこの後。
ドラゴンがぺーっと炎を吐き出します。小さい炎で、かわいいもんだと思っていたら思いのほかその量が多く、なんとパイアットが全身を炎に包まれて死んでしまいます。ええ…あっけなさすぎます。
分身したりクァースの十三人組を次々とぶっ殺していったりしたその腕前は相当なものだと思いましたし、もしかしたらデナーリスの強力な味方になるのかと期待していたのに。ドラゴンを捕らえたなら火を吐くことぐらい予測しとけって話です。
パイアットを始末したデナーリスはいつの間にかジョラー達と合流。ザロ・ゾアン・ダクソスの家でしばらくお世話になっていたにもかかわらず、彼の嘘を責め、彼と寝ていたデナーリスの侍女もまとめて脱出不可能な金庫の中に閉じ込めてしまいます。つまり処刑したようなものですね。
ザロ・ゾアン・ダクソスには一応クァースに入れてくれた恩があると思うのですけどね。彼に嘘をつかれてムカついたのかもしれませんが殺しにかかるとは。しかも彼の家の金品を持ち去って船を買う資金にするとか、もはや強盗団です。そんなこんなでクァースを荒らしまくって自分たちは新天地へ。
怒りすぎのシオン
後はいろいろな人が出てきます。ウィンターフェルを奪ったもののなんか別の敵に包囲されていて焦っているシオン。いきなり怒りながら登場しました。何に怒っているのかと思ったら、包囲している中の角笛を吹いている奴がうるさいという話でした。まあ気持ちはわかります。
不利な戦況でも闘いに行こうと、仲間へ前回のティリオンばりの演説をふるってそこそこ高評価だったのですが、後ろから殴られてどっかへ引きずられていきました。
シオンに忠告したりブラン達を案じていたりして、なかなかいい爺さんだったメイスター・ルーウィンの出番が今回で終わってしまったのは残念でした。
今回最後にはご無沙汰だったホワイトウォーカーが登場。これまでまともに出てきてたのはシーズン1の最初の話ぐらいじゃないでしょうか。次のシーズンでは目立つ存在になりそうです。