ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 10話”冬の狂風”

ゲーム・オブ・スローンズ 第六章: 冬の狂風 DVDセット(1~10話・5枚組)

こんな話・あらすじ

審判の日、サーセイは大聖堂に姿を現さずある作戦を実行する。ラムジーとの戦いに勝利したジョンはリアナらの後押しもあって北の王と認められる。

キャラクターの動きや注目シーン

マージェリーを見るのも最後

今回は私が毎回ひいき目に描いてきたマージェリーが、サーセイの仕掛けたワイルドファイアによって死亡するという、非常に嫌な回です。

そもそもハイスパロウたちの前で神の裁きを受ける審判の日でしたが、ベイラー大聖堂に姿を現さなかったサーセイ。同日に審判だったロラス・タイレルはちゃんと来て、これからは神の教えを広めていきますとか宣言して額に痛そうな刻印をされたりしたわけですが、彼もサーセイのワイルドファイアで亡くなりました。痛がり損でしたね。

つまりサーセイはハイスパロウや聖兵、タイレル家やケヴァン・ラニスターなど自分と相容れない邪魔者たちをまとめて消すことにしていたのでした。トメンは大聖堂に行かないようにグレガー・クレゲインが止めていました。

制作側がマージェリーを最後まで賢く描写していたので、そこが少しは救いですね。大聖堂にいた中で唯一、サーセイがこの場に現れないのはおかしいと感じ、すぐさまサーセイが現れないのは、そのことにより罰を受ける心配をもはや感じていないからだと看破。

ハイスパロウが全然気づいておらず審判にこだわろうとするのも一蹴。ちょっと前にはマージェリーも熱心な信者になったのかと思わされたものですが、やはり演技でした。全員で大聖堂から脱出しようとするあたりはさすが聡明です。ですが状況を理解していない聖兵に止められてしまい、そのまま爆発を受けてしまうのでした。ほとんどミスしなかったのにひどいです。

ですがまだ勝負はわかりません。マージェリーが事前にオレナだけはハイガーデンに帰るように促していたからです。タイレルにはまだオレナがいます。
ドーンへやってきてエラリアたちと手を組むオレナ。なぜかヴァリスまで登場しました。復讐を頑張ってもらいたいですね。ですが個人的にはエラリアの娘たちがちょっと弱そうなんですよね。あまり頼りにならないのかもと思っています。

リアナはいい子

ラムジー軍に勝利したジョン・スノウたち。一応援軍でやってきて活躍したリトルフィンガーでしたが、ジョンにはおろかサンサあたりにもあまり感謝されておらず、働き損な気分かもしれません。
一方今後についての話し合いもあり、まずメリサンドルが離脱。ああ寂しい。割と好感度が上がってきていたところなのですが、まあまたおいしいところで来るでしょう。

その後は北部の領主との会合。ジョンはこれからさらに厳しい敵が来ると訴えますが、他の人たちはピンときていませんね。そこをリアナ・モーモントがジョンの功績をたたえ、ラムジー軍との戦いに参加していなかった面子を責めます。怖めのおっさんたちが多いのにいい度胸です。
その甲斐あって、ジョン・スノウが北の王として認められました。

今回の最後はデナーリスの船出ですが、またヴァリスがいます。あんたさっきドーンにいなかったっけ?と不思議です。わざわざデナーリスの後ろに配置されていましたから、制作側も明らかにヴァリスの姿を見せる構図にしていますよね。どういうことなのでしょうか。ヴァリス1人だけなら移動し放題なのでしょうか。

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