ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8 3話”長き夜”

ゲーム・オブ・スローンズ 最終章 DVD コンプリート・ボックス(5枚組)

こんな話・あらすじ

ホワイトウォーカーがついにウィンターフェルに攻め込み、集った戦士達は懸命に闘うが、次々と犠牲者が出てしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

メリサンドル最後の大魔術

ついに夜の王が率いるホワイトウォーカーとの戦いが始まります。戦い自体はこの1話で終わりですが、今回の収録時間が82分と、いつもの1.5倍ほどになっています。

全体的に画面が暗くて何をやっているのかわからないところもありますが、大勢が入り乱れて闘う迫力のある画面となりました。

戦いの先手を打とうとするのがドスラク軍の騎馬隊です。そしていつの間にかウィンターフェルにいたメリサンドル。しばらくいませんでしたね。
ダヴォスが彼女を例によって敵視していますが、もうそういう事態ではないと思いますがね。
闇雲に突っ込ませるよりはとメリサンドルの魔法が冴えます。ドスラク軍の剣に火を灯します。ドンダリオンのような炎の剣を全員が装備したような格好になりました。こりゃ強そうです。

ですが次の瞬間にはホワイトウォーカー達に壊滅させられるという、何だったのかと思われる展開です。ドスラク軍はまだハイガーデン帰りのラニスター軍を襲撃した見せ場がありましたが、メリサンドルは久々に帰ってきてこれでは厳しい。

しかし彼女の最大の見せ場はこの後でした。劣勢に陥り戦士達はいったん退却し、塹壕に火を放って時間を稼ごうとしますが、吹雪で火が点きません。そこでメリサンドルが呪文を詠唱。そして一気に炎が塹壕に広がっていくのです。これは非常に見応えがあり、私も背筋がゾクゾクとしました。さすがですね。

勇敢な戦士達の最期

今回はレギュラーと準レギュラーを含めて大勢の登場人物が死亡してしまうという、最終回近くらしい展開となります。
ネタバレがかなり多くなるのでそれが嫌だという方は読み飛ばしを推奨します。

死んでいったキャラクターにもそれぞれが活躍して死んでいくので、夜の王との戦いで死亡と一緒くたにはされますが、いずれも伝説となるような最期でした。

サムをかばって倒れていったエディソン、アリアたちが逃げる時間を稼いで攻撃を受け続けたドンダリオン。
瀕死の状態で巨人につかまれながらも目をぶっ刺して相打ちに持ち込んだリアナ・モーモント。なんでこの幼いリアナまで犠牲にならなければならなかったのかと、悲しい気持ちになりました。しかしこのシーン、直前までアリアが逃げたりしていて、いきなりリアナが出てくるのですが、2人の背丈がなんとなく似ているので混乱しました。
サンダー・クレゲインは健在でしたが、ブラックウォーターの闘いのようにまた弱腰になっていますね。強いはずなのに諦めが早い。

そしてシーズン1から頑張ってきたシオン・グレイジョイとジョラー・モーモントにもその時が来てしまいます。シオンはホワイトウォーカーを数十人倒して頑張りました。ブランに贖罪をして「君はいい人だ」と言われたシオンは救われたのでしょうか。
そしてデナーリスの大ピンチに颯爽と現れたジョラーもやはり輝いていました。

そして戦いが終わりましたが、そこで使命が終わったとばかりにさらに1人が倒れてしまうのでした。

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