ゲーム・オブ・スローンズ シーズン6 5話”扉”

ゲーム・オブ・スローンズ 第六章: 冬の狂風 DVDセット(1~10話・5枚組)

こんな話・あらすじ

三つ目の鴉の元にいたブランたちはホワイトウォーカーに襲撃される。ヤーラは鉄諸島の女王になろうと立候補するが、ベイロンの弟のユーロン・グレイジョイにその座を奪われ逃げ出す。

キャラクターの動きや注目シーン

僕だー

三つ目の鴉のところで自分の父やその周辺の過去を幻視していたブラン。これに何の意味があったのかいまいちよくわかりませんが、ホワイトウォーカー誕生のきっかけを見たことでそれを視聴者に示す役割はあったと思います。

幻視していく中でホワイトウォーカーの大群を見てしまい、しかもそのボスである夜の王に腕を捕まれてしまったブラン。これがきっかけで三つ目の鴉たちの隠れ家にホワイトウォーカーの大群が押し寄せてしまいます。

しばらく安全だったかに思えたのですが急に崩された形ですね。木のところの妖精みたいなメンバーが炎の魔法で応戦しますが、相手の数が多く倒されてしまいます。1人は自爆してまでブランたちを逃がそうとしてくれます。

ブランのダイヤウルフであるサマーもここで死んでしまいました。割と中盤まで頼りになる仲間だったのですが、思いのほかあっさりとした最期でした。
三つ目の鴉は自らが闘えるわけでもないため、そのままホワイトウォーカーに切られて死亡してしまいました。思わせぶりな役でしたが活躍の度合いは疑問でした。また、彼を演じていた俳優のマックス・フォン・シドーは2020年に死去しています。

もはやこの場の味方がブラン、ミーラ、ホーダーの3人になってしまいます。潜んでいた洞窟から逃げ、出入り口の扉をブランに憑依されたホーダーが懸命に押さえます。

その際にホーダーの頭の中で鳴り続けていたのが「僕だー」という声。過去を幻視するブランが子どもの頃のホーダーの意識を乗っ取って言わせていたんですかね。ブランを守るのが僕だということなんでしょうか。子どもの頃にこの「僕だー」を頭で繰り返しすぎて「ホーダー」になりました。なお英語版では「Hold the door」だったそうなのでだいぶニュアンスが違いますね。

突然出てきたユーロン

ベイロン・グレイジョイが弟のユーロンに殺され、シオンが戻ってきてしばらくの鉄諸島。ベイロンの後を継ぐ王を選ぶことになりました。

娘のヤーラが立候補。勇ましいことを言って周囲にアピールします。男の子どもなので本来は跡継ぎになれそうだったシオンも、身を引いて姉のヤーラを応援します。
これならばヤーラで決まりかと思われたそのときに登場したのが、ベイロンの弟のユーロンでした。

彼は世界を旅してきて見聞を深めてきたことや、鉄諸島人の今後の行く先を見据えた割と夢のあるスピーチを行うことで、一気に支持を拡大。ヤーラを退けて王の座に着くことになったのでした。

ヤーラとシオンは支持者と共に船で逃亡を余儀なくされます。こういう場合ユーロンが即ヤーラたちを殺してもおかしくなく、ユーロン自身もそのつもりだったようですがヤーラたちの動きが速かったのでしょうか。

どうも個人的にはいきなり出てきたユーロンが目立ちまくっていて違和感があります。ある日突然大御所ポジションでテレビに出演し始めたタレントみたいな感じです。

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