こんな話・あらすじ
決闘裁判を申し込んだティリオンだったが、あてにしていたブロンが不参加で意外な人物が代理闘士に名乗りを上げる。
キャラクターの動きや注目シーン
ブロンに代わる代理闘士
前回裁判で窮地に陥っていたティリオンは、またも決闘裁判を申し込みます。とりあえず勝ったら無罪放免なんですかね?開催の条件がよくわかりません。
ティリオンもサーセイも自身が闘えませんので、代理を頼みます。サーセイが選んだのはマウンテンことグレガー・クレゲイン。なんか久々の登場ですね。腕試しなのか人を切りまくっています。命乞いしようが関係なしです。
一方のティリオンは前に闘ってくれたブロンをあてにします。しかしここはサーセイの動きが速かった。ロリスという貴族の娘との縁談がサーセイの計らいで進んでいるとか。ブロンはわざわざマウンテンと闘うという危険を犯さなくても安定した地位を得られそうですから、ティリオンには断りを入れます。この直前にはジェイミーにも断られており、ついには自分でマウンテンと闘おうかと言い出すティリオン。それはそれで凄そうです。
結局、意外な人物が代理闘士となってくれることになりました。それはオベリン。ジョフリーとマージェリーの婚礼のために来ていたはずですが、まだいたんですよね。
彼はラニスター家への恨みを全く忘れておらず、しかも姉をひどい目に遭わせたマウンテンにも復讐できるチャンスということで名乗りを上げたみたいです。ティリオンにだけは少し境遇に同情しているのか優しいですね。
出てきた当初はヤバそうな奴という印象だったオベリンですが、最近は常識人っぽくなってきました。
落とそうとすると落とされる
今回はブライエニー達とホットパイが出会ってアリアの話をしたり、ダーリオ・ナハーリスがデナーリスを口説いたりといろいろ興味深いシーンがありました。
特に話が動いたのはサンサが匿われているお城。高巣城というらしいです。積もった雪でウィンターフェルを作っているサンサ。なかなか見事。そういうのもうまいんですかね。
ライサ・アリンの息子であるロビンが話しかけてきます。打ち解けたかと思ったら全然そんなことはなく、ロビンが世間知らずな振る舞いをしたことでサンサが怒り出します。ハラハラしますねこのロビンというのは。
ロビンをはたいてしまって動揺するサンサをリトルフィンガーことベイリッシュが慰めます。どさくさに紛れてキスまでする始末。うーむ、女性の好みの幅が広いんでしょうか?
この現場を見ていたライサが嫉妬に狂って後ほどサンサに襲いかかります。タイトルにもある月の扉とは、ロビン達が気に入らない奴を奈落に落とす扉なのですが、そこへサンサを落とそうとします。
ドラマで高いところから人を落とそうとする奴って、その相手と揉み合いになると大抵返り討ちに遭って自分が落とされる気がしますね。落とせる場合は揉み合いになる前にスッと完遂できることが多いと思います。
今回のライサの場合はサンサと揉み合いになりました。となるとやはり結果は予想の通り…