こんな話・あらすじ
デナーリスはユンカイを守る傭兵達に狙われるが、結局仲間にする。ティリオンはサンサと結婚する。
キャラクターの動きや注目シーン
デナーリスはなろう系主人公のようだ
タイトルのセカンドサンズはデナーリスらの前に立ちはだかる敵の軍勢。訪れた街ユンカイを守る傭兵軍団がこう呼ばれています。前回は脅しのような交渉が決裂して、相手を怒らせたデナーリス。ユンカイ側に雇われている傭兵のボス達3人がやってきて宣戦布告。
こりゃ次回あたりに決戦となりそうだなと期待していました。どちらかと言うと最近デナーリスが調子に乗っているので、セカンドサンズが勝てばいいやと思ったのが正直なところです。
ですがこの期待はひどい方向で裏切られました。傭兵達のボス3人のうちの1人、ダーリオ・ナハーリスが夜に入浴中のデナーリスのテントに現れます。暗殺しに来たかと思ったら、さにあらず。デナーリスの美しさに惹かれて、仕えたいとか言うのです。何言ってんでしょうこいつ。他のボス達は意見が異なるのでぶっ殺してきたと得意げ。決戦もなくいきなりデナーリスの配下ですか。
デナーリスが、異世界で最強になって次から次へと仲間が増えて尊敬もされる、なろう系主人公のように思えてきました。ドラゴンを手に入れてからは彼女が努力している様子もあまり見られませんし、なぜ皆に好かれているのかもよくわからなくなってきました。私だけかもしれませんが…
ティリオンとサンサの結婚
あまりブログで触れてきませんでしたが、タイウィン・ラニスターが絵図を書いていた、ティリオンをサンサと、サーセイをロラス・タイレルと結婚させるという動きがついに現実に。ティリオンとサンサの婚礼の儀が行われます。
ジョフリーがガキのいじめのような感じでティリオンに嫌がらせをしますが、最後の方でブチ切れだしたティリオンにはさすがに怯えた様子。タイウィンが取りなしたりします。
サンサの気持ちを考えて、結婚しても一緒に寝ることはしないというティリオン。まあサンサが若すぎてあまり興味がないのでしょうが。ご執心のシェイも近くにいますしね。
サーセイはずっと機嫌が悪くて、義理の姉だと言って近寄ってくるマージェリーも全く信用していません。タイレル家が裏切れば殺すという警告も忘れません。
あとはメリサンドルがロバート王の落とし子であるジェンドリーを連れ帰りました。スタニスも事情を知って、囚われていたダヴォスを釈放したりします。スタニス周辺の役者がそろってきた感じです。メリサンドルはジェンドリーの血をヒルに吸わせ、それを使って呪いをかけます。対象はおなじみのロブ・スターク、最近出番のないベイロン・グレイジョイ、すっかり悪役になったジョフリー・バラシオンの3人。彼らもレンリーのように殺されてしまうのでしょうか。
