こんな話・あらすじ
デナーリスはジョラーが敵の内通者だったことを知り彼を追放する。ティリオンの決闘裁判が行われ、オベリンとマウンテンが対決する。
キャラクターの動きや注目シーン
オベリンはさすがの強さ
今回は注目の闘いが行われました。ティリオンが決闘裁判を申し込み、サーセイはマウンテンことグレガー・クレゲインを、ティリオンは自ら名乗りを上げたオベリン・マーテルを代理闘士に選びました。
この2人の闘いの直前、ジェイミーとティリオンは兄弟らしく昔の思い出話に花を咲かせます。話の題材が馬から落ちておかしくなった従兄弟の話というのがちとアレな感じですが…
さて実際の闘いはオベリンが下馬評を覆すような華麗な動きを見せます。演舞までやってみせるほどですから相当闘い慣れているみたいですね。マウンテンの攻撃をかわして次々と槍を刺していきます。
ところがオベリンは戦いに勝つことだけでなく、姉の仇であるマウンテンに誰の指図でそれをやったのかを自白させるという目的もありました。闘いの最中にしつこくそれをマウンテンに聞き続けた結果、その隙を突かれて逆転されてしまいます。
かなり重要というか見ている側も注目のイベントだったと思いますが、決闘開始から7分ほどで終わったというのが驚きです。さすが海外ドラマは展開が早い。日本のドラマだったら闘いの前に2人の回想が入ったり、最中に観客の台詞が入ったりして長くなりそうですからね。この決闘だけで1話が終わるでしょう。
おかしくなったかアリア
決闘裁判以外は少しずつ他勢力の話が進んだ感じです。重要だったのはジョラーがデナーリスの元を追放されたこと。誰が持ってきたのかは明らかではありませんが、バリスタンのところにジョラーが敵の内通者だった証拠が届けられ、その話がデナーリスのところまで行って追放の憂き目となりました。ジョラーはこれまで頑張ってきたので気の毒な気もしますね。
高巣城ではライサの死についてベイリッシュが弾劾されそうになりますが、サンサが嘘をついてかばいます。サンサも嘘をつけるんですね。初めてしたたかなところを見ることができた気がします。
そしてこの高巣城に近づいてきたのがサンダーとアリアです。これでついに姉妹が再会となりそうで喜ばしいところでしたが、「血みどろの門」でアリアはライサの死を伝えられます。それを聞いたアリアはキャハハハと大声で笑い始めました。なんでしょうかね。ショックでおかしくなったのでしょうか。
サンダーが苦労したのに身代金を得られそうになくて面白かったのか、あるいはまた身内が死んでしまっていてやけくそで笑っているのかは今回はわかりません。次回以降わかるでしょうか。