ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7 6話”壁の向こう”

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 DVDセット(5枚組)

こんな話・あらすじ

ホワイトウォーカーを捕らえに来たジョン達一行だったが、雪山でホワイトウォーカーの集団に囲まれてしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

ホワイトウォーカーに囲まれて

サーセイやデナーリスにホワイトウォーカーの存在を信じさせるために1体連れてこようと考えたジョン・スノウ達一行。
雪山を進む苦しい行軍が続いていましたが、ウォーカー化した熊に襲われて味方が次々と死んでいきます。名のある登場人物でもミアのソロスが重傷を負います。

あとからホワイトウォーカーを1体生け捕りにしたのは良かったのですが、大軍に見つかり追われてしまいます。離れ小島に逃れて膠着状態となりますが、重傷を負っていたミアのソロスが死亡。うーむ、途中で彼の昔の話がされたりした時点で、あっヤバいなとは思いましたが…

ホワイトウォーカーとの戦いがなされます。結構長いです。ここはRPGチックでなかなか見応えがありました。特に剣に炎を灯して闘うベリック・ドンダリオンがかっこいいですね。やたらといい奴っぽくなっているのが気になりますが。

ゲーム・オブ・スローンズの原作を追い越してしまってドラマオリジナル展開となっていますが、どうも登場人物同士の会話ばかりになっている気がします。しかも、こいつとこいつが会ったらどういう会話をするだろうという感じのファンの妄想みたいなのを見せられている気になることがしばしばあります。
「無双OROCHI」というゲームがあり、「三國無双」「戦国無双」などのシリーズキャラが一堂に会するお祭り的ゲームシリーズがあり、これは時代を超越した英傑同士が喋ったりするわけですが、それを見てるのに近い感覚です。トアマンドとサンダーの会話とか。ちょっと寒い。

ジョン・スノウはどうかしている

もともと無鉄砲な行動が多かったジョン・スノウでした。ラムジーとの落とし子の戦いでも、リコンを救おうとして単騎で敵陣へ向かっていくというとんでもない行動をしていましたね。あんた総大将だろと言いたくなります。ゲームだったら味方が全部生きていても総大将が倒されたら敗北になるところです。

このような無謀な行動を諫める者がいなかったのか、一度死んだ命だから投げやり気味に使おうとしているのかわかりませんが、今回もそのような行動が見られます。
デナーリスがドラゴンと共に救援に来て、ジョン以外は皆ドラゴンに乗り込んで退却しようとするのですがジョンだけがホワイトウォーカーが近付いてきたのを見て倒しに向かいます。近くのドラゴンも飛び立てずにとりあえず炎を吐いてるように見えました。

そうこうしているうちにホワイトウォーカー側は夜の王に迎撃の準備が整ってしまい、結局一頭のドラゴンを撃ち落とされて失ってしまいました。ヴィセーリオンですね。
何が嫌かって、このジョンの行動がたいした意味がない上に、結局出てこなくても良かったベンジェンおじさんまでも助っ人に駆り出してしまう始末だったことですね。

今回はアリアがやたらとサンサに絡むというやけに嫌な奴になっていますが、ジョンの性格もそれはそれで辛いものがありました。デナーリスは逆にすごく頼もしく見えました。個人的に好感度も上がりました。

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