こんな話・あらすじ
ロバート王とエダードが、懐妊したデナーリスへの対応を巡って決裂。さらにエダードは妻がティリオンを捕らえた関係でジェイミーに襲撃される。
キャラクターの動きや注目シーン
イケメンのロレスはひいきされている
今回は意外なことにデナーリス達が出てきませんし、ジョン・スノウも出てきません。それ以外のところの話が進んでいきます。
前回出てきて早々に「マウンテン」ことグレガー・クレゲインに殺されたサー・ヒュー。身寄りがなかったようで、ちょっと気の毒になってきました。せっかく出世したのに。出番もこれでおしまいのようです。
次にマウンテンと闘うのは、「花の騎士」ことロラス・タイレルです。イケメンで、いきなりサンサからひいきされています。なんだこいつ。私はマウンテンを応援します。
結果はなんとロラスの作戦勝ちとなりました。激高したマウンテンは馬を斬り殺してロラスに襲いかかりますが、何者かが割って入ります。誰やねんと思ったら、マウンテンの弟であるサンダー・クレゲインでした。兄弟対決ですがロバート王に止められました。
さて、前に壁から離れたティリオンは大ピンチです。ブラン王子を殺そうとしたかどでキャトリン達に捕らえられてしまいました。
暗殺者が持っていた短剣が決め手だということですが、ティリオンの言うとおり、わざわざ自分の差し金だと示すかは疑問です。ティリオンを連行していく最中に、蛮族が襲ってきてちょっとうやむやになりました。傭兵のブロンが活躍しています。今後も目立ちそうですね。
飄々としたヴァリス
今回目立ちまくっているのがヴァリスです。禿頭のおっさんで、宦官を務めています。
エダードにジョン・アリン関係のいろいろなことを教えてくれますがこれが結構長い。しかも次のシーンでは地下で何者かと陰謀について喋っているところをアリアにこっそり見られています。間髪入れずにこのシーンに行くので、またこいつ喋ってるのかと驚かされました。
しかも次のシーンではリトルフィンガーと話し始めます。ヴァリスばかりじゃないか。本心で何を考えているのかわからない2人。化かし合いの会話がなかなか楽しいです。どちらも引かないですし。リトルフィンガーは会話の主導権を握っているシーンが多いのですが、ヴァリスも結構攻めてきますので見物でした。
重要なシーンとしては、デナーリスの懐妊を知ったロバート王が、世継ぎであるその子もろともデナーリスを殺そうとし、それをエダードが反対して決裂するところです。エダードはずいぶん甘いなあと思う私は、徐々にこの話に毒されてきているのでしょうか。
エダードは弟ティリオンが攫われて怒っているジェイミーに襲撃され、足を負傷。部下のジョリーも殺されてしまいました。彼は結構やりそうでしたのに残念です。
お色気担当はシオン。娼婦と寝ていますが、ちょっと馬鹿にされています。
あと、先ほど出てたロラスと、ロバート王の弟レンリーとの男色のシーンもありました。
