こんな話・あらすじ
ラルフは研究内容を盗用されて裁判を起こす。スコーピオンは民間会社が警備する基地に忍び込みあるものを盗み出す任務を受ける。
キャラクターの動きや注目シーン
ラルフにブチ切れるウォルター
ウォルターはリンダとデートしに行くのですが、例によって不評。それでも完全に関係が切れたわけではありません。この棒読みのリンダは個人的にはそろそろ退場してくれてもいいのですが。
トビーはリンダが「囚われの姫症候群」にかかっており、ウォルターといると爆弾事件の興奮などを思い出すので一緒にいたがるのだと分析。結構残酷なことを言います。
ラルフが前回発表を行った研究内容が、大学教授に盗用されてしまいました。前々から出ている弁護士ヘイウッドが雇われるのですが、裁判では旗色が悪いです。ヘイウッドは自分を雇ったラルフ自身に精神鑑定が必要だとぶっ飛んだことを言い出して、少し時間稼ぎができました。
ラルフは自身がプログラミングした内容の中に、本人しか知り得ないような誕生日などの数値をブックマークとして埋め込んでおり、それがあることを証明できれば自分の研究と言えるのですが、コードが長すぎて探すのに時間がかかります。
ウォルター達が協力することになります。しかしラルフの説明がかなり高度でウォルターすら何のことか理解できません。ラルフがため息を漏らして、簡単な手伝いでいいと言うとウォルターが怒り出します。シュンとするラルフを見て、ペイジがウォルターに抗議してきます。今回のウォルターは悲惨な役回り。今回もというべきか。
裏があることがなんとなくわかる任務
さて任務ですが、国防総省からの依頼でフォートノックスという厳重警備の基地に忍び込んで、プロイセンの王笏（おうしゃく）を盗むというものです。ここの警備は民間会社が担当しているのですが、国防総省はその会社の腕前に疑問があるらしく、スコーピオンが侵入して警備に問題があることを証明してほしいのだといいます。
「大脱出」という映画がありましたが、これもそういう話でしたね。警備のテストの名目で忍び込んだら本当に捕まってしまうという…スタローンとシュワルツェネッガーが主演でした。
こういう依頼は依頼側に裏の目的があり、スコーピオンが忍び込むのに乗じて何かやるか、盗み出した品物に別の意味があるとかという展開が考えられますよね。
ペイジとシルベスターは現地に行かずにラルフの裁判の手伝い。ほかのメンバーが忍び込み関係です。
なかなかスリリングな内容でしたが、印象に残ったのはラルフの裁判ですね。ヘイウッドも自らを犠牲にして、自身初の勝訴を勝ち取りました。
ウォルターもラルフに先ほど起こった意味を話して謝ります。ラルフ側の粋な仕事もあって、2人の絆はさらに深まったようです。ラルフの説明が理解できなかったことを素直に認めるウォルター。こういうのも素直でいいですね。
あとリンダは今回限りになりそうですね。
