こんな話・あらすじ
ウォルターの亡き姉かつシルベスターの伴侶だったメーガンの慰霊碑が、生まれ故郷のアイルランドに建てられる。ウォルターにとっては辛い場所だが、スコーピオン一同はセレモニーに出席するためにアイルランドへ。
キャラクターの動きや注目シーン
メーガンの慰霊碑を建てるセレモニーが、ウォルターの故郷であるアイルランドで開かれます。シルベスターはメーガンの親戚や近所の人たちに溶け込もうと必死に努力を重ねていました。
ウォルターは過去の嫌な思い出がある故郷をあまりよく思っておらず、慰霊碑にも価値を見出さないのですが、シルベスターを助けるためにもアイルランドへ同行します。スコーピオンはハッピーとトビーとラルフが居残り組となりました。
到着するとシルベスターが歓迎ムードで快く迎えられています。ウォルターの両親とたまにビデオチャットで話しているようです。そんなに話すことがあるのでしょうか?
しかもウォルターの親戚とも知り合っています。はっきりいってシルベスターにこれほどのコミュ力があると思っていませんでした。たいしたものです。
私はあまり交友関係を広げたくない人なので、今回のシルベスターのように自分からグイグイ知り合っていくというのは不得手です。ウォルターも同じような性格なので親しみが湧きます。私が割とウォルターびいきの感想が多いのはそういう事情があるからかも。ウォルターがやっかい者扱いしている親戚のおじさんともシルベスターが親しくしているのを見る目は複雑そうです。
そして過去にウォルターをいじめていた悪ガキが大人になって登場。相変わらずのノリです。こういう場合は社会的地位は関係なく当時の序列が物をいうようですが、ウォルターもひるまず言い返します。
ティムはラルフに頼まれてるんだから早くウォルターを助けてほしいものだと思っていたら、いじけ気味のウォルターのフォローにやってきました。いい奴かもしれません。
さて今回の事件は、ウォルターの家近くの池の底に二酸化炭素が溜まり、いずれ爆発が起きて周囲に二酸化炭素が充満して人々が窒息死する危険があるというものです。結構強引な話運びですね。
ウォルターは慰霊碑のセレモニーを中断させて避難を呼びかけるも、過去にもオオカミ少年まがいの忠告を繰り返していたために全く信用されていません。また馬鹿なこと言ってるよという評価をされます。
幸いスコーピオンの仲間がいたので動くことはできましたが、ウォルター単独で来ていたならば一人でなんとかしなければならなかったでしょう。辛いことになりそう。しかもシルベスターが親戚などを説得すると上手くいったという対比が、また切ないものがあります。
最後にはなんとかなって、ウォルターの両親はそれなりに息子のことを認めたようなのでそこはよかったのですが、旧友の悪ガキたちとの和解は、なぜ和解したのかよくわからず結構適当でした。